振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

プロ野球選手会の実際の姿

2005-01-06 20:54:10 | プロ野球選手会
今のプロ野球界には違和感を感じることが多い。
合併問題のときもそうだが、このとき、騒いでいたのは野球ファンとマスコミだけで他の野球に関心のない人たちは、
「あれだけ給料をもらっているやつらに同情する気はない。」
と言っているのである。そのことは選手会もマスコミも知らないのだろうか。
そのことについて言及している著名人が前の財務大臣の塩川氏ぐらいしかいないのが、残念やらさみしいやら…。

選手会だって、引退しても困らない人が大半で組織していて、引退して次の仕事に困っている人の仕事の紹介だったしない。
そのことについては以前、元日本ハムの矢作さんが言っていた。
「30代で既婚で子供がいて、クビになったとき、次の仕事がなくても仕事を紹介してくれない。」
と日本の野球選手の労働組合である、プロ野球選手会についていっている。
保険制度はあるそうだが、それだけではやっていけないそうである。(微々たるものなのか、もらえる時期が遅いのか、理由は忘れてしまったが…)
サッカーの選手会は引退した選手のその後の仕事を選手会が探してくれるそうである。
サッカー界にできて、なぜ、野球界でできないのか?。
それで合併問題での一軍半や二軍の選手、裏方さんの仕事の問題を考えての行動のようにいっているが、私はこのことを知っていたので、合併騒動についてはさめた目で見ていた。
合併騒動のときつらかったのは近鉄とオリックスとその両チームの底辺の選手だけである。
本質を見失わないでほしい。

野球界のオーナーとかそういう野の古い体質も問題だが、一部の選手だけがいい思いをするようにできているプロ野球選手会のほうだって、ダメな組織なのだということをわかってほしい。
プロ野球ファンの人たちに言いたい。いくら選手が好きだからとはいえ、だまされていることにも気づいたほうがいい。

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