振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

「広島にカープはいらないのか」

2005-02-25 13:46:23 | プロ野球全般
昨日の朝、「情報ツウ」という番組でアンガールズがゲストに出ていた。
アンガールズの山根くんの部屋にこんな本があった。
「広島にカープはいらないのか―カープ主砲論を語る」迫勝則著 南々社
という本である。
カープファンの間では有名な本らしいですね。
インパクトのある題名ですね。
アンガールズのお2人は広島出身でカープファンであることは「若手芸人カタログ」という本の中で見たことがあります。
山根くんもカープのことが気になるんでしょうね。

私は読んだことがないのですが、内容は、
・「球場には見に行かないが、カープには勝ってほしい」という人が多いという嘆き
・魅力のある選手を育ててほしい
・球場は青空球場がいい
など、提言や歴史やカープに対する愛情は書かれた本らしい。

私も、同じようなことを思ったことがありますね。
広島に住むカープファンはカープのことを野球のことをいったい、どう思っているのだろうかと。
球場にはお客さんが少ないし…。
私は皮肉半分に、
「広島はサッカーが盛んで強いのだから、野球はやめて、サッカー一本にしぼったら」
と思ったことがありますね。
それくらい、野球に対しても思いは感じられないですね。
広島の人は野球はいるか?いらないか?をはっきり意思表示したらどうかと思いますね。

カープは戦後すぐに出来た球団で、原爆を落とされた広島は戦火で焼けた日本の中で長崎とともにより、ひどい惨状だった。
そこから這い上がる力ともなったのはプロ野球チームへの参加である。
資金なんでつぶれかけた球団をお金がないなか樽に集めて寄付をして、存続した歴史のある球団である。
12球団の中で唯一といわれた市民球団のさきがけでもある。
しかし、12球団で唯一の独立採算で黒字で運営している球団でフェアでクリーンな球団であるが、逆指名制度(現在は自由獲得枠がこの役割)やFA制度のせいでチームを強く出来ないでいる。
また、老朽化した球場を新しい球場にしようと思っても広島市は財政難で新しい球場ができないでいる。
樽募金も復活して、カープに活力を与えたいと思っている人もいる。
果たしてカープはどうなっていくのだろう。

いろいろとさまざまな問題があって、また、人気がないのは他にも原因はあると思われるので一概には言えないが、プロ野球界の中でずば抜けて一番まともな球団であるだけに個人的には立ち直ってもらいたいと思っている。

お客さんが離れている原因ともいわれているのが球場の老朽化。
ドームにしたいという地元経済界と体に負担がかからないという理由で選手たちが求めている天然芝屋根無し球場がいう意見もある。
私は天然芝屋根無しに賛成ですね。
東京ドームと福岡ドームに行ったことがありますが、東京ドームは見えにくくて嫌いでしたし、福岡ドームは今はやっていない、ドームが開いた状態のみの経験なのでなんともいえませんがまあまあ、見えやすくてよかったですが、建設費用がかかり、借金が多くて、借金の利子もかさみ、そのうえ維持費もかかって、なかなか、きつい経営状態みたいなのでおすすめしにくいですし…。
ナゴヤドームは行ったことがないですが、ドームになってからは交通がやや不便になったとか、外野の見えにくい席なのに5000円も取られるのでお客さんが減ってきているそうです。
ナゴヤの場合は割りとお客さんが入る土壌があるのだから、外野の見えにくい席を1000円にすれば入るようにあるのにいまだにしない。それじゃ、入るわけがない。ということに中日球団が気づいてないのか、やらないのか。経営努力をしていない証拠である。
というようにドームにもデメリットがある。
屋根無しにデメリットは雨が降ると中止にあり、遠方で来るお客さんが見れないとつらいとか、イベントの計画が立てにくいというのもあって、経済界では経済の利便性をとりたいようですね。
でも、あくまで野球をそしてスポーツをやるところなのだから、そちらを優先してほしいところだ。

(以前、検索で来た方で題名のみでブログに文章がなかったときがあったと思われますが、それは私のミスでそうなってしまいました。すぐに削除したのですが、検索では残ってしまっているようです。すみませんでした)

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