生まれて初めて紡ぎ車に触ったのは、
小学生の時。
「開拓村」の体験ルームで、
親父が、糸を紡いで見せてくれました。
生まれて初めて、自分で糸を紡いだのは、
25歳の時。
イギリスの手織り工房で機織をしていたおですが、
ある日、雪が酷くて、工房に入れなくなり・・・
工房の主だった、アシュラ叔母さんが
「ダイアン、紡ぎを教えるわ」
暖炉の前に紡ぎ車を持ってきて、
簡単に説明したら、
「後は自分でやってごらん。
紡ぎは、自分で感覚を掴むしか習う方法がないんだよ」
最初の2,3時間は辛かったな~・・・
やってもやっても思い通りに行かなくて。
アシュラ叔母さんは
「凄くリラックスできるよ」って言ったのに、
ただ、ストレスだけが溜まって・・・
そんな事を思い出しながら、
今日も雪のCV、
外に出るのも危ないので、何故か紡いでいます。
繊維を観ながら、紡ぎ車を回す・・・
何かを作り出すのではなく、
作ってもらう感覚。
掴んでおくのではなくて、
放すタイミングが大事。
ずーっと捕まえていても
糸は切れてしまうだけ。
let it goって難しい。
人の罪の性質の表れの一つは
コントロールしたい気持ち。
自分の思い通りにしたい、
思ったようにやりたい・・・
そうじゃなくて、
let it go
自分は、造りだす一端をになうだけ。
後は、本当の創り主に委ねる
そんな大事なことがある。
***
紡いだ糸で帽子を編みました。
上から見たらこんな感じ。
寒い日にも耳が隠れるように、
ちょっと深めになっています。
北海道のお袋に・・・
被るとこんな感じ・・・
被ってくれると良いんだけどな~・・・
2009年もやっぱりダイアンさんの
編み物はいいですね~
きっとお母様も喜んでくれますよ。
それにしても糸を紡いでからの編み物とは。。。凄いな~
そしてshop openしたんですね~
おめでとうございます(遅くなってすみません)
私も夢ですね~
今年もお互い物作りに励みましょうね♪
色違いで親父ののも編んで、先日発送しました。
写真とらなかったのが、残念です。
今は、友達の帽子を編んでいます。
お店はぼちぼちですが、
細くても長く続けたいなと想っています。
作って頂いたけしはん、屋号としていつもタグに使っていますよ!