何故か親しくしてくれているH教授の奥さんの癌が
どうにもならないくらいに進行した・・・
たまたまH教授とばったり会って、
目に涙を一杯ためて、
何が起きたか話してくれました。
奥さんとは私も何度も面識があったので、
本当にショック。
あんなに頑張ったのに・・・
そして、ふと思いたって、
H教授にメール。
「修道僧臭いのは分かってるんだけど、
祈りながら靴下を二人のために編む事にしたから
サイズ教えて」
「ダイアン、そんなの聞いたこと無いなって思ったけど、
いつもそうなの?」
次の日、H教授が笑いながら私に言った。
「凄くフランシスカンみたいだけどね。
集中して誰かの為に祈るときは
その人のために何か手仕事をするのが一番集中できるから。
お料理も同じ。
祈りが形になって、その人に渡るって
私にできるちっぽけなサポートとその人への祝福だから。
そして、私もその行為を通して、神様に『頼みましたよ!』って
委ねることができるから・・・
私、お馬鹿チャンだからね~・・・
みんなみたいに、
頭でちゃっちゃっちゃって要領よく出来ないのね~」
↑の靴下は戦っている奥さんの為に編んだもの。
彼女の足を祝福で包んでくれますように・・・
***
あまりに、疲れがどっとでて、
きちんとした手仕事が出来ずにいました。
精神的な疲れがとにかく大きくて、
でも、掃除の仕事もアホみたいに忙しくて、
とにかく、心も体もぐったり・・・
それで、まずは飛ぶために滑走路を走るためにも
一つ、メチャ簡単なモノを一つ。
Gパンの足のリメイク。
蓋は大きな針で鉤針編み。
これで、レース編みをする気力が出てきました!!
で、これは一体何かと言いますと・・・
ブックケースです。
なんどかお話しましたが、
こちらの本は定型が無いので、
ブックカバーが使えない。
それで、ブックケースなるものを作って使っています。
そうすると、本が傷まない。
特に借り物の本は傷めたくないですからね~・・・
因みにこの中に入っている分厚い本は
J老教授が半ば強制的に貸してくれた
実用主義哲学の本・・・
字もチッサイくて、中身もずっしり重いから
なかなか前に進みません・・・
だから、私は「お馬鹿チャン」なんだって
言ってるのに・・・
やっと勢いが出てきたので、
次はレース編みします!!
数えては間違えて・・・から
これでなんとか脱却だよ!!