三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

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ナガノパープル 果物離れに歯止め? 「皮ごと」「種なし」面倒なし

2011年11月04日 | Weblog

果物離れに歯止め? 「皮ごと」「種なし」面倒なし
品種改良で種類豊富に 手伸ばす若い世代 (
2011/10/25日本経済新聞抜粋

 「皮ごと食べられるブドウ」「種のない柿」など、手間いらずで口にできる果物が売れている。品種改良が進み、店先でも目立つようになり、若い世代も手を伸ばし始めた。日本人が1日に食べる果物の量は100グラム強とされ、30年前の6割程度に減っている。食卓での存在感が低下するフルーツだが、味や好みに加えて、最近では食べやすさが消費者の購買意欲を刺激しているようだ。

 

 売れ行きも良い。伊勢丹新宿本店(東京・新宿)では、こうした果物類が9月は前年同月比で2ケタの伸びとなった。首都圏を中心にスーパーを展開するオリンピックでも「ブドウは種なしの売り上げが種ありの倍以上」という。

 一方、果物全体の消費量は減少し続けている。総務省の家計調査によると、10年の2人以上世帯の年間の生鮮果物の購入額は約3万5千円。10年前と比べて2割減、20年前とでは3割以上も減った。

 1日に食べる量も減っている。特に若い世代で減少が目立ち、2030代では6070グラムほどだ。

 「健康のために食べたいとは思っているけれど、一人暮らしをしてから、食べるのはぱっと食べられるバナナくらい」(26歳の会社員の女性)。果物離れの大きな要因とみられるのは手間だ。

 JC総研(旧JA総合研究所)の調査(09年)によると、果物をあまり食べない理由(複数回答)のトップは「皮をむいたりするのが面倒」で54.3%。「手が汚れる・ベトベトする」と答えた人も22.9%いた。「種なし」や「皮ごと」が、こうした煩わしさの解消を手助けしそうだ。

 

 10月半ば、京王百貨店新宿店(東京・新宿)の青果売り場には種がなく皮ごと食べられる巨峰がずらりと5種類並んだ。「数年前から人気が高まっているが、ここにきて急速に『種なし』『皮ごと』の品種が増えている」(青果売り場「築地定松」の日野次郎店長)

 「種があると家族が面倒くさがって食べてくれない。ブドウは買うなら『種なし』」。都内在住の主婦(60)はこう言い切る。

 代表格は2004年に品種登録され、長野県で栽培されている「ナガノパープル」10年度の収穫量は450トンと前年度と比べ4割増え「今年も順調」(同県の園芸畜産課)という。今の時期は種がない柿や皮ごと食べられるイチジクも人気がある。


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