三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

「蛙の王様」  強い王様とは 追記「強力なリーダーシップと強引な政治手法を混同」

2007年12月23日 | Weblog
信毎に中馬清福主筆さんが、こんな記事を書いていました。
「私たちは、強力なリーダーシップと強引な政治手法を混同していた面があった。」
「地方交付税や生活保護など、地方自治体に対する政治に姿勢にも変化が出てきた。やっと底辺の声に気付いたようである。」
「政治家が変わることだ。公開の場で、とくに国会で、意見をぶつけあう。」
「有権者も変わろうではないか。じっくり成熟した政治のためには。有権者の寛容と忍耐もまた問われている。」

(以下は、2007年12月10日記載)
私は、リーダー論を考える時に、イソップ物語の「蛙の王様」を思い浮かべます。
次のような寓話です。

http://homepage3.nifty.com/wedd/honnou.html
からの引用です。

池の蛙が、「オレ達の王様はイマイチだから、もっとカッコイイ王様を与えて下さい」
と神様にお願いしました。願いが通じたのでしょう、大音響とともに大きな「樫の丸太」が池に落ちて来ます。
樫の大きさ太さに、蛙どもは大喜びしました。
しかし、樫の木は池に浮かんだままで、
ウンともスンとも言わず、身じろぎもしません。樫の大木に乗っかって遊んでいるうちに、
蛙たちは王様に対する敬意を失ってしまい、
再び神様にお願いすることになりました。

「どうか神様、もっと偉大で活発な強い王様を下さい」
……すると、大きな羽音とともに一羽のコウノトリが
池に舞い下りて来ます。
蛙たちは歓声を挙げて新しい王様を迎えました
……が、池にやって来たコウノトリは、蛙たちを次々と啄ばみ、一匹残らず食べ尽
してしまいました…とさ。

人間という動物はこの蛙と同じ習性を持っています。
群れの運命を「王様」に託した
時点で思考を停止し、安穏な日々を送りたい
……そう願い続けている動物ではないでしょうか。

英雄待望論、ヒトラー崇拝…歴史を紐解けば、思い当たることばかりです。
どうも、総理大臣なんぞは、少々ボヤけた人物のほうがよろしいの
かもしれませんな。

三木注
自分で考え、自分で行動し、原則として自分で責任をとる。
どうしても自分でできないことは、公が行う。
これが理想だと思います。

自分で責任を取らずに、他人のせいにするのは楽ですが、
面白さがなくなってしまいます。

小学校6年のときの同級生の言葉が私のリーダー論に影響を与えましたし、
4年前の選挙の際の応援演説にも同じことを感じました。

人は強制されては心から動いていない。
気づいて初めて心から動く。




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