三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

社会衰退の5条件

2013年08月13日 | Weblog

 お盆になって、おやきを長男の嫁が孫と作っている姿を見て、母のことを思い出します。仏壇の両親の遺影を見ながら、第二次世界大戦を始め様々な苦労を乗り越えてきたであろうことに思いをはせます。

 本日(信濃毎日新聞朝刊 2013年8月13日 p13)に、「1枚だけの家族写真」が掲載されていました。今までも戦争に関係する「家族写真」が何度か掲載されました。 、「あの時の1枚は、不戦を誓う欄でもあると思います(信毎 畑谷史代さん)」

最大の幸福は、平和であると考えます。

信濃毎日新聞2013年8月13日 12面及び29面の信州岩波講座の記事をお読み下さい。

なお、高校の同級生が孫崎享氏と中馬清福氏の対談の一部で私もかねてから、関心をを思っていたことをまとめてくれましたので、紹介します。

(同級生の文を転用)

孫崎氏と中馬氏の対談も興味深いものだった。日本が軍備を増強したら中国に勝てるだろうかという受講者からの質問への答えはこうだ。日本の軍事費はGDPの1%だが中国は7%。そして近い将来中国のGDPは日本の4倍になる。ということは中国の軍事費は日本の28倍だ。これで勝てますかということ。それとも日本は軍事費をGDPの28%以上に増強する道を選びますか?答えは自ずと見えてくる。

(以上、2013年8月13日追記)

社会衰退の5条件   

イギリスの歴史家 アーノルド・J・トインビーは、社会衰退の5条件として 

、1 国民の心にエゴイズムが生じる、

 2 国民が自立心を失う、

 3 指導者が大衆迎合を始める、

 4 若者の指導を怠るようになる、

 5 幸せを金や物の量ではかるようになるをあげています。

 子どもの見守りをする団体から活動に補助金を交付してほしいとの依頼がありました。私は心を鬼にして「できる範囲で行っては」とお断りしました。1年後、自分たちの力だけでやって達成感があり、よかったという感謝のお言葉を戴きました。花づくりや除雪を地域で自主的に行うことにより地域の連帯感が強くなったともお聞きします。

 市内の中山間地にある田畑には、自然石の土留めが残っています。先人が地域で力を合わせて築いた苦労に頭が下がります。道普請、草刈り、結いなどの共同作業、助け合いが農村にはあります。農業小学校で学んだ子ども達は、嫌いだった食べ物が好きになったり、農家先生や食べ物への感謝を持つようになります。親が真剣に働いている姿を見ている農家の子どもは、一時的に道を踏み外しても、最終的には道を踏み外すことはありません。農業、農村には社会を衰退させない何かがあります。(2007年8月広報すざか 市長のいきいき通信から)


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