三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

第29回須坂市消防団音楽隊定期演奏会 #須坂

2013年11月17日 | Weblog

第29回須坂市消防団音楽隊定期演奏会

 

 11月10日(日)、メセナホールで、第29回須坂市消防団音楽隊定期演奏

会が開催されました。演奏会は、日頃練磨した消防団音楽隊及び消防ラッ

パ吹奏等の発表を通じ、技術の向上と士気高揚を図り活力ある消防団活動

を推進し、あわせて、市民に団活動の役割及び火災予防を啓発することを

目的としています。

 雨天にもかかわらず、今回も大勢のお客様が見守る中、演奏に加え、趣

向を凝らした寸劇で住宅用火災警報器の設置を働きかけたり、抽選で選ば

れた男性が「海兵隊」、お子さんが「勇気100%」の指揮タクトを振るな

どいろいろな芸も披露されました。司会は、今回も歌って踊れる名司会者、

伊東容枝さんに行なっていただきました。

 私の前にいた小学校入学前と思われる男児、女児の兄妹が、演奏にあわ

せてリズムをとっているのがほほえましかったように、いつも親子、夫婦

など家族で楽しまれる方が多いのも消防団音楽隊演奏会ならではの光景で

した。

 

 核家族化が進み、過去の災害経験が親から若い世代に継承されないおそ

れがある中、消防団は大きな動員力があり、また、地域の事情をよく知っ

ているので、地域防災の中心的存在として活躍することが期待されていま

す。

 一方、全国的に消防団は、少子高齢化に伴う入団適齢者の減少や社会就

業構造の変化によるいわゆるサラリーマン団員の増加により、災害時にお

ける即時対応や活性化が課題となっています。このため、若い団員の確保

と消防団の活性化を目的に、先月、2回目の須坂市消防団婚活パーティーが

開催されました。参加した団員からは、仕事が忙しいので出会いの機会が

なく、参加して良かったと報告を受けています。

 また、市内の事業所に「消防団サポート事業所」

http://www.city.suzaka.nagano.jp/seikatsu/bousai/syoubousyo/syouboudan/support/

へ登録いただき、消防

団員が登録事業所を利用した場合に特典が受けられるなど、事業所と消防

団の双方が活性化するような事業も推進しています。

 

 さて、須坂市消防団音楽隊は、県内で唯一の消防団員のみで組織する音

楽隊で、須坂の祭りや各種イベントに参加し、市民に消防団活動と火災予

防の重要性について広報していただいています。

 須坂市消防団ラッパ隊は、長野県消防ラッパ吹奏大会において、大会出

場10連覇の偉業を達成しました。さらに11月25日には、東京ドームで開催

される「消防団120年・自治体消防65周年記念大会」

http://www.nissho-jyouhou.jp/nisshohp_img/120/120_65_boshugaiyou.pdf

へ出演する全国200人のラッパ隊の中核として須坂市から22人の団員が出

演します。なお、過日、(財)日本消防協会の秋本敏文会長を訪問した際、

秋本会長からも須坂市消防団のラッパ隊のレベルの高さにお褒めのお言葉

をいただきました。10日の定期演奏会では、全国で認められた素晴らしい

ラッパ吹奏を第1部と第2部の間に披露されました。感激する演奏でした。

 

 近年は、女性消防団員の活動が全国的に期待されています。須坂市消防

団女性団員は、音楽隊に所属する方と、今年から市内地域の各分団に所属

する方がおり、音楽隊演奏活動以外に応急手当普及員の資格を取得し、市

民の皆様への応急手当講習、市内福祉施設で防火寸劇を披露するなど、地

域の安心・安全の向上のため活躍していただいております。10日の定期演

奏会では、演奏のほか、今回初めてカラーガード隊6人が出演し、うち3人

が須坂市職員であったことも嬉しいことでした。

 

 定期演奏会の入場料は無料ですが、少しでも社会福祉のお役に立てれば

と、会場においてチャリティー募金をお願いし、お寄せいただいたご厚志

は市内福祉施設に毎年寄付されています。感謝申し上げます。

 

(大阪出張のホスピタリティ ツーリズム専門学校大阪の訪問内容について

は、次回に報告させていただきます。)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。