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2011年楽しく走り納め!HMS TEC-Rスペシャル!「低速コース」

2011年12月28日 | 上級レイアウト
年末恒例の会員イベントに参加しました。
寒いことは寒いのですが、よく晴れて風が弱まるとよい天気でした。この日は午前中1時間と午後1時間をコース走行、その後アトラクションという運びで、コース走行は5種類のコースが用意されました。
1番2番のセクションは高速走行コース、4番はオフセットパイロンコース、5番バリアブルが低速(つまり細かい)コース、6番市街地が中速コース、7番が108本の直パイコースです。
コース案内を含めて、全員がすべてのコースを走ることができたのですが、5番バリアブルのレイアウトが上級クラスレベルで図のようなものでした。

このコースは最後の直パイ32,33,34,35のセクションが細かいのでそこが初中級の人には鬼門となったでしょうが、それ以外の部分は2011年の上級レイアウトのトレンドを反映したものです。
ゆっくり走れば誰でも通れるが、中級先頭クラスの人が走ろうとすると難しくなると思います。もっと速く走ればスムーズに走れるのですが、スピードが足りないと車体もアクセルもコントロールが難しくなるという頃合いを考えたセクションが多々設定されています。

典型的には私が「オーバー200度」と呼ぶターンです。それは後輪が180度から200度(以上)の旋回をし、前輪が200度から240度(以上)の旋回をするコーナーで、かつパイロンが2本以上で構成されているものです。もしもパイロンがあっちとこっちで1本ずつ立っているとするとこれは八の字になります。当然のことながらコーススラロームでは八の字は描けません。ぶつかってしまいますから。
コーススラロームでは、旋回半径を規制し、もっと大きく回るようにすることでレイアウトを設定します。

このレイアウトでは、(A)7,8,9,10、(B)9,10,11,12、(C)19,20,21、(D)20,21,22、(E)23,24,25,26、(F)26,27,28,29、(G)30,31,32、(H)31,32,33 がそのようなオーバー200度コーナーになっています。それぞれ旋回角度と旋回半径が違っています。また旋回は単純な定常円旋回と異なるR(旋回半径)が組み合わさった複合コーナーになっているものとがあります。これらを読み分けて走らないといけないのですが、ここが難しいところです。

パイロン1(以下P1)から進めます。
一本目のパイロンはスタートで加速した姿勢から入るのでしっかりハンドルを切ることを意識します。
P2は直角の緩いコーナーですが、小さく向きを変えて次の直線を生かすために早めにスロットルを開けます。P3は直線からの単純なUターンなので、自分のもっとも得意なスタイルで回ります。ただし、P3に向かってのブレーキングはサボらないでしっかりかけるようにします。
P4はP5に対してラインを膨らませてP6へのスピードを重視するか、コンパクトに回って距離を短縮するかを選択します。どちらでも良いのですが、一つに決めつけず、前走車との間隔が開いたり、スピードが詰まる感じがある時は、もう一つのアプローチも試してみるようにします。

P6はP7に対するアプローチアングルを作れるような回り方を考えます。P7が狭く深いコーナーになっているので、そちらを優先するのです。
P7はフロントを積極的に切り増して小さく向きを変えます。P8をかわすところまで車両を回したら、直ちにスロットルを開け始め加速トルクを使って右に倒れている車体を起こしそのまま一気に左バンクさせます。加速によってフロントの荷重が抜けている状態でP9に向かうアングルまでハンドルも切ってしまいます。そしてスロットルによる加速調整でP9に向かうようにラインを調整します。
P9はブレーキを使って小さめに回ります。ただしここでもP9を外から大きく回るか、スピードを落として小さく回るかということは考えて選択する必要があります。バンクさせて加速ぎみのところからのブレーキングになるのでフロントに荷重を移すのが難しいからです。

P9からP10への入りはP7P8の入りと同じで、P9を回ってスロットルを開けたら同時に切り返してP10へのアプローチアングルに車両の方向が決まるようにします。
P10P11は小さいので一つのコーナーとして一気に回ります。
P13はなるべく車体を立ててパイロンの際を通るようにして加速を維持できるようにします。
P14は奥の二本目のパイロンを目標にして回ります。一本目に釣られて手前から倒しこんでしまうと旋回が大きくなってしまいます。
P14P15P16は特に難しいことはないのですが、P14P15とP15P16の間はしっかり細かく加速をし、漫然と走らないようにします。

長くなったので、一旦エントリーを終わらせます。


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