村上文緒はアマデウス先生の嫁(仮)

いい風が吹いていますよ~ 村上文緒

1月29日(木)のつぶやき

2015-01-30 07:06:00 | 日記

和算の歴史の中で、関孝和の数学は明らかに次元が異なっている。鎖国時代に、どのような研究プロセスを経て、行列式やベルヌーイ数の発見に到達し得たのだろうか。これは数学史研究の重要なテーマであり、今でも多くの数学者がこの謎に挑んでいる。


しかし、孝和がいつ数学と出会い、どのようにそれを進化されていったのかは、まだほとんどわかっていない。そもそも関孝和のデビュー作である『発微算法』からして、出版までの経緯は謎に包まれている。同時代の和算家からすれば、まさにある日突然彗星のように出現した天才に見えたはずだ。