チャイナリスクが表面に出てきたが詳細は全く明になっていない。不透明だから余計不気味です。中国の短期の銀行間取引の金利が25%にも達したが、人民銀行は資金供給を増やしていない。増やせば銀行は助かるがバブルは避けられない。どっちにしても選択は2つに一つしかない。バブルを弾けさせるか、銀行のデフォルトか、ソフトランディングはない。
人民銀行はドルの国債、日本国債を売るかして資金を調達し、銀行を助けると言う方法もあるが、アメリカ国債の暴落、金利の上昇は避けられない。日本国債についても売り浴びせれば日銀でも買い支えられない。持っている国債の金額が大きすぎてとても影響はすごい物になる。爆弾よりもこの方法がアメリカや日本に取っては被害が大きくなる可能性が高い。
北京特大大橋は、全長48.153キロメートル、日本最大の明石大橋は3,911m 釣り橋としては世界最大でも長さは桁が違う。まねばかりしている国と思っていると間違いだ。日本の技術者が見たかぎり独自の方法で全長48kmの橋を海の中に作る事ができた。しかし、この建設費は莫大な金額で、この橋だけではなく、他のインフラもすごい勢いで作られた。それが今、公共投資をしたがその財源が焦げ付いてきた。GDPが年10%以上で伸びていくつもりがいつかGDPも落ちて行く事を考えずにそれをしてしまった。中国は宗教が禁止されている。個人が優先するのは自分の利益でとにかく大金を手にした富裕層は中国を出始めた。
どこまでこの中国の金融危機が影響があるのか解らない。中国の統計自体があやふやでどこまで本当か全く解らない。しかも
簿外での取引が莫大でその金額はつかめていない。当然日本にも影響は大きい。韓国は中国と一蓮托生でデフォルトは中国よりも早い。どれくらい米国債を売るかによって影響が変わって来る。日本も津波のように金融危機になる可能性がある。それは中国次第です。とにかく北京特大大橋と一緒で金額の桁が大きすぎてどうなるかもたぶん想像の範囲を超えている。いちばんの心配は尖閣に上陸して、日本と戦争を始め、それを理由に非常事態宣言、中国の金融統制が始まることだ。
6月25日日本時間17時、中国人民銀行(中央銀行)幹部は25日の記者会見で、高止まりする短期金利について「合理的なレンジに導く」と述べ、最近の金利の乱高下は「一時的」との考えを示した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。
中国政府は不安を消そうとしているがもはやソフトランディングの程度ではない、どれくらい世界中に影響が出るかが問題。