今日も一日、お疲れ様でした。
嫌な事も嬉しかったことも両方ありましたが、嬉しかったことのみメモ書きしておきましょう。
教室へバスで向かう途中の出来事です。
私は いつもバスセンターでバスを乗り換えます。
エレベーターに乗ろうと 地上で待つこと1分。
ようやく降りてきたドアが開くと同時に、それまで中に乗っていた70歳前後の女性がエレベーターを降りながら、慌てて私に聞きました。
「向こうへ渡るには、ここで・・・いい・・・!?」
キョロキョロしながら言い終わらない内に、エレベーターを降り、急いで歩き出しました。
残念ながら、向こう側にあるバス乗り場へは ここからは渡れません。
もう一度、エレベーターに乗り、2階へあがり、エスカレーターで降りるしかないのです。
それが一番の近道。。。
このバスセンター。
地元っ子にも ややこしいんですよね・・・。
「そっちからは向こうへ渡れませんよ。私も向こうへ行く途中ですから、一緒に行きましょう」
運良く、声が届き、一緒にエレベーターに乗りました。
「大阪から数年ぶりに来たんですよ。夜になると全く分からなくなって・・・それで、今回は明るい内に・・と思って、この時刻に来たんですよ・・・」
「まぁ・・・大阪からですか? 遠いところから・・・。そうでしょうね。
昔はお店が入っていたのに、今は何もないですし・・・夜は地元の人でも めったに来ないと、分からないでしょうね・・・」
職場の飲み会で、自宅の方角が一緒だったから、たまたま同じバス乗り場まで行くことになった ある方も、迷子になりそうだったんだわ・・・そんなことを思い出しつつ・・・
つい、お喋りしてしまいました。
大阪というだけあり、気さくで話しやすいです。
初めて会った人と言う感じがしないご婦人でした。
エレベーターからエスカレーターへ・・・。
そして、反対側のバス乗り場に到着!
「どちらへ行かれるのですか?」
「**です」
「えっ・・・?
それは・・・先ほど居た、あの・・・向こう側のバス乗り場で良かったのでは・・・?」
ご婦人が行きたかったのは、南副店長のご実家と同じ地名です!
ごっ・・・ごめんなさい。
先に行き先を聞くべきでした・・・。
私のせいで、無駄足になってしまい、
遠くまで歩いて来てしまった可愛そうなご婦人・・・。
しかしー。
西鉄バスの人に確認し、確かに向こう側が **まで行くバス乗り場だと知り、元来た道を戻ることになったご婦人。
すみません・・・と血の気が引いた私に、
「お世話になりました。助かりましたよ」
エスカレーターを上りながらも、笑顔で私を見ていました。
おっちょこちょいで すみませーん。
でもー。
ありがとうございました。
私に非があるのに、全く嫌な顔をせず、笑顔をありがとうございました。
この後、起こった嫌な事も・・・(こちらは自分に非は全く無いのに)
ご婦人のお陰で傷口も小さくて済みました。
自分の非を責任転嫁して相手を責める人とー。
相手の非をとがめず、お礼を笑顔で言える人とー。
人生色々、人も色々ですね・・・。
おやすみなさいませ。
すず
発端は ⇒ ご婦人の・・「向こうへ渡るには、ここで・・・いい・・・!?」
って問いから始まったわけですから、すずさんはセーフですよね!
でも結果的にはご婦人にとっては無駄足になってしまいました。
ほんの5~6分の出逢いと別れでしたけど・・・
私にとって良き思い出となりそうです。
これがパスポートを紛失するような海外巡業の旅の途中なら、尚更ですね・・・!(苦笑)
ご婦人も福岡を満喫して欲しいです。
娘さんを訪ねてきたようでした。