私の赤ちゃん

金曜日。

 

言わずと知れた、

調味（矢木さん）、

乾物（私）、

飲料（元蒲鉾担当者の方が飲料の新担当者になりました！！！）

・・・・・・の入荷日です！

 

プラットホームには　デーン！！！と届いた定番商品の山。

「こんな時に康永くんが居ないなぁ・・・って感じるよね！」

と、末永さんの一言が胸に響きます。

「うんうん。そうですね」

 

康永クン、いつ、エプロンを返しにくるのですか？

水曜日はもう過ぎましたけど・・・？

来週？

はい、了解

１時頃、きてね！

 

さてさてー。

かご台車から直接カット台車に荷物を積んでいたものの・・・。

ラーメンは下の方にあり、その上には飲料一箱と、めんつゆ　が積んであります。

ラーメンを取るには、その上に乗っている重たい麺つゆのケースを先に降ろす必要があります！

一番上に飲料、次がめんつゆ、その下が・・・

三段階になった箱の一番上の箱には　背伸びして、ようやく手が届きました！！

一番上の飲料の箱を引きずり降ろそうとして・・・

途中で荷崩れして　真ん中の箱の　めんつゆが・・・

危な～～いっ！

両手は一番上の飲料でふさがっていて・・・

お腹でカット台車をかご台車の方へ押して・・・

ここに上手くめんつゆが乗ってくれたとしても衝撃で瓶が割れないか・・・

 

「きゃ～誰か助けて～！　めんつゆがぁ～」

私の遠のく意識の中で！？！？

めんつゆの　存在が０．１秒ごとに　大きくなっていく瞬間でした！

 

普段は意地でも誰かに「助けて！」なんて言わない私だけど、

めんつゆが落ちて割れたら・・・・

めんつゆを守りたい一身で　助けてコールをしてしまいましたけど・・・

副店長と　じん山さんが二人同時に助けてくれました！！！

めんつゆは　無事にカット台車の上に着地！

「ナイスキャッチでしたね！」

と、副店長。

 

「めんつゆを落として割れたら・・・お店が大損するところでした！！」

「形あるものは、いつかは壊れる！」

「今ので一気に汗が噴出してきましたゎ」

「はははっ・・・」

私は　どうなってもいいんですけどね。

めんつゆさえ守ることが出来れば・・・ね。

あの時は、一瞬、めんつゆが　私の赤ちゃんのように思えたわよ～！

甥っ子なら両手に買い物袋を下げて、抱っこして坂道を登れても、

小麦粉１５キロ（一箱）は母性愛を感じないから　重く感じる！と　昔、書いたことがあったけれどー。

 

めんつゆには　何故か母性愛を感じてしまった今日の私。

ほっとすると同時に、矢木さんの顔が脳裏に　ちらつく・・・

 

（誰ね～！　めんつゆを落として割ったのはぁ～！）

（私です・・・）

。。。。。という事態を避ける為にも　必死で守らなきゃ！！

私の　めんつゆ！

 

めんつゆを　必死で守りし　母性愛。

 

めんつゆを素早く守って下さった二人のナイトに心から感謝をしつつ、今日の日記は終わりにします。

めんつゆの為なら　これからは、もちっと素直に助けてって言おうかな。（爆）

 

すず