木綿街道カフェ&日本酒「結」

出雲市平田町の古民家で日本酒の飲めるカフェを経営する女性きき酒師のひとりごと。

岸和田競輪GⅠレース最終日に感動!

2011-08-07 | アナウンサー
今日(7日)はサテライト山陰でガイダンスの司会のお仕事でした。
岸和田競輪G1レース最終日。
ふたつの感動の場面に逢いました。

ひとつは、8レース。
今一番注目されている若手、深谷智広選手(21歳)が師匠の金子貴志選手(35歳)
を引き連れてワンツーを決めました!
競輪界では、師弟でレースに出る場合、どんなに強い選手でも、自分勝手に競争するのではなく、
後ろにいる師匠を引っ張るレースをするんです。
師弟関係を大事にする。そこが日本らしい、競輪の素敵なところ☆
深谷選手があまりに強いので、最後は金子選手が必死について行っているのが見てとれて、
思わず「師匠!頑張って~!!」と叫んでおりました(^^*)

そして、最終11レース、決勝戦!
競輪は9選手で競走します。
4日目の勝ち残りで、9選手のうち、4選手が福島県の選手となりました。
今、福島の選手は地元で練習が出来ず、三重県や岡山県など、各地に分かれて住み、
練習をしています。
慣れない土地での生活・・・大変なことも多いと思いますが、その苦労がきっと
福島の選手達を心身ともにさらに強くしているのでは・・と私は思います。
その期待通り、結果は福島勢のワンツーフィニッシュとなりました!!

レース後、福島の選手は握手し、ガッツポーズ!
その爽やかな姿に感動しました☆

優勝した伏見俊昭選手に、私、お会いしたことがあるんですが、寡黙なんだけどオーラのある人。
ひそかにファンなんです(*^^*)
伏見選手の実家は被災されて、もう住むことが出来ないそうです。
今回、ご両親に優勝というプレゼントし、励ましたいという気持ちでレースに
のぞまれたのではないでしょうか。
伏見選手、優勝本当におめでとうございました!!

競輪には人情を感じます。
心を読みながら予想をするところが面白いです。

トップクラスの選手は、とてもストイックでかっこいいです。
岡山の選手では、三宅伸選手が好きです。
彼は41歳。
初めてお会いした時、体が大きい上に金髪で「きゃっ、こわいかも」
と思ったのですが、おそるおそる「あの~、金髪がお好きなんですかぁ」
とたずねると、「あ、おかしい!?」
「い、いえ」
「若い奴等とレースするとさ、見た目だけでも負けられないと思ってね(笑)」
その笑顔にのぞいた歯に矯正器具が。
「あ、これね、噛みあわせがいいほうがレース中、歯を食いしばれるかなと思って。
少しでもいいと思うことはやってみるんだよね」

ね、素敵でしょ!
しかも、奥様も素敵な方。
「世界中の女性の中から私を選んでくれてありがとう」って、ご主人に言われたんです。
このフレーズ、私もいつか使ってみたいわ~♪

さて、その三宅選手が8月12日(金)、サテライト山陰にやってきます!
私はトークショーの司会をさせていただきます。

皆さん、ぜひ三宅選手に会いにいらして下さい。













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