木綿街道カフェ&日本酒「結」

出雲市平田町の古民家で日本酒の飲めるカフェを経営する女性きき酒師のひとりごと。

平田東コミュニティーセンター「ふれあい夏祭り」司会

2011-07-31 | アナウンサー
7月30日(土)。
平田の東コミュニティーセンターの夏祭りの司会を、昨年に引き続き
担当させていただきました。

「打ち上げにも参加して」というセンター長さんの言葉を快く受け止め(*^^*)
電車でGO!


一畑電車の松江しんじ湖温泉駅の改札は、機械ではなく、
今でもいわゆる「改札鋏」で切符をパチンと切ります。
レトロでいいでしょ!?

そして、東コミュセンに近い「園駅(そのえき)」に到着。

会場にはテキヤさんではなく、地元の方達の手作り屋台が並びます。

その中で、結のある木綿街道から、岡茂一郎商店が出店。
岡ご夫妻が仲良く醤油アイスを売っておられました♪


ステージでは、地元の小学生の和太鼓演奏、幼稚園児の歌と踊りの後、
隠岐の西郷民謡振興会の皆さんによる「隠岐民謡の夕べ」。

蕎麦打ち踊りは、まさに芸人技!
思わず隠岐蕎麦が食べたくなりました。
隠岐蕎麦は、十割蕎麦で、出汁は焼きサバでとる濃厚な味です。
隠岐のお酒に合います。

民謡が終わると抽選会。その後、21時から花火が打ちあがりました☆


田んぼの中から上げる花火。
ものすごく近く感じて迫力満点!
まるで星が降ってくるようでした。

お祭り終了後、待望の!?打ち上げで~す。

センター長さんと平田のお酒、ヤマサン正宗で乾杯♪
(結はヤマサンの酒蔵の目の前ですよ~)

実は、センター長さんもきき酒師なんです!

宴がすすむにつれ、隠岐の方々による民謡しげさ節の踊り指導がスタート。
私も一緒に踊りました(^^)

楽しかった~~!!

隠岐、最高!! 平田、最高!!


60年ぶりの再会

2011-07-30 | 日記
29日は、結で初めての「季礼講座」でしたが、その講座の前に
実は素敵な出来ごとがあったのです。

私が先日、松江市内の某旅館で日本酒の講演をさせていただいた時、
懇親会で「自分は平田出身だけど、どこで店をしているの?」と
某会社の社長さんが声を掛けて下さいました。

お話すると、なんと「結」の大家さんと、その社長さんが幼なじみということが判明!

そして、このたび大家さんが千葉から里帰りされるということで
「結」で再会されたのです。

「何年ぶりに会われるんですか?」
と伺うと、
「60年ぶりだよ」

うわ~!!
中学生以来の再会なんだそうです。

平田のお酒と、松江のお酒、そして益田のお酒をお出ししたら、
益田に縁のある方もいらっしゃって・・
なんだろう、このご縁は(☆0☆)

「60年経つと町で出逢っても分からない。あんたのお陰で再会できた。」
と言っていただき、オープンまでは迷いもありましたが、
「結」をやってよかった、と心から思いました。

様々な人と人、人と物とのご縁を「結ぶ」場所。
その思いが、今少しずつ形になりつつあることに、感謝の気持ちでいっぱいです。












結で「季礼講座」

2011-07-30 | 日記
私は東京のスクールに通い、テーブル・空間コーディネイトの勉強中です。

そのことを知った結のお客様が
「東京で習ったこと、インプットしたことをアウトプットして下さい!」
とおっしゃって下さったのがきっかけで、結で「季礼講座」を開催することになり、
1回目の講座を7月29日(金)にさせていただきました。

「季礼」とは、私が師事する秋篠野安生先生がつくられた言葉。
月の巡りを描く暦と、いにしえより伝わる二十四節気の知恵を取り入れ、
自然によりそう空間を演出する。
それが日本人らしいコーディネーションであり、自分らしいコーディネーション。
秋篠野先生のところに通おう!と決めたのは、先生の「季礼」に触れ「気」がぐっと
ひき寄せられたからでした。

最初は、自分のごく身近な人に日本酒を素敵に演出し楽しんでもらいたい
というところからテーブルコーディネートを習い始めたのですが、その後、結をオープン。

私が結の場所に癒されるように、日本酒に限らず、そこに来られた方が
ほっと出来るような空間づくりをすることが、結の役目と感じるようになってきました。

その空間とは、場所、物だけではありません。
そこにいる人の「気」が大切だと思います。

だから、結ではいつも、いい「気」が流れるよう、
自分自身が人生を楽しみ、感謝をし、おだやかな気持ちでいようと思っています。

今回、お客様からのご提案で、
自分だけでなく、より多くの人がおだやかな気持ちになれるように、
言葉を通じて伝えることも、アナウンサーとして出来ることなのかも知れない・・
そう考え、講座を開設する運びとなりました。

秋篠野先生にもご相談したところ、「ぜひおやりなさい」と背中を押して下さいました。

お客様が9名の方を集めて下さり、皆さんの雰囲気もとてもよくて、
慣れない私の「気」を包んで下さり、
初めての「季礼講座」を無事に終了することが出来ました。

結の「季礼講座」は2ヶ月に1度。
お茶とお菓子付きで参加費二千円(テキスト代別)です。
ちなみに、今回のお菓子は、東京から買ってきた「とらやの羊羹」。
お茶は、隠岐の島の「ふくぎ茶」をご用意しました。

次回は何をご用意しようかしら♪
そんな楽しみも出来ました(^^)

「季礼」って良く分からないけど、お茶とお菓子を楽しみたいわ、
という方のご参加も大歓迎です。

今回、19時半~21時半の講座でしたが、ご希望があれば
平日昼間の講座もいたします。
主婦業の合間に、ほっと一息しながら心を磨きませんか。

お仕事をされている方は、夜がいいですよね。
お仕事帰りに「季礼」であわただしい心をリセットしませんか。
9月の夜の講座日は、決まり次第お知らせいたします。

昼の講座はまだ未定ですが、皆様のご希望を聞きながら日程を決められたらと
思っております。


受講ご希望の方は、「結」までお問合せ下さい。
電話(0853)27-9228 担当:石原




歌人、河野裕子さんの「蝉声」

2011-07-28 | 結の営業日
ある方からお借りした河野裕子さんの歌集「蝉声」を読みました。
癌を患い亡くなった河野さんの遺歌集です。
素直な気持ちが短歌という限られた文字数の中に描かれており、ある方は、短歌としては荒々しいとおっしゃっていましたが、私は、一つ一つが清らかな歌に感じました。

その中で一番好きな歌。
「さみしくてあたたかかりきこの世にて会ひ得しことを幸せと思ふ」
切なくなった歌は
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」

夏空に響くように最期の力をふりしぼって鳴いている蝉の声を聞きながら読みました。

胸に熱いものがこみ上げました。

いにしえのしまね魅力再発見~隠岐ジオパーク~

2011-07-27 | 日記
山陰中央新報で今月から始まりました新連載「いにしえのしまね魅力再発見」。
第1回の13日は、平田の韓竈神社の紹介でしたが、
第2回は28日に隠岐の島を紹介します。

先日、1泊2日で島前、島後を取材。
昨年も隠岐酒造の取材で隠岐を訪れた私ですが、
今回はガイドの方々に案内していただき、隠岐の魅力を再発見することが出来ました!

では、隠岐での様子を写真でご覧下さい。

玉若酢命神社の八百杉


岩倉神社の乳房杉(私にとって一番のパワースポット♪)


焼火神社の杉


焼火神社の社務所


白島展望台


展望台近くの紫陽花は梅雨を過ぎても咲くという


明屋海岸・ハートに見える屏風岩


摩天崖の牛さんと






大規模な火山の噴火活動を想像させる、躍動感あふれる岩石
(撮影:赤山シュウ氏)

他にもたくさんの観光スポットを案内していただきました。
視点を変えると、また新しい隠岐に出逢えます!

28日付の山陰中央新報に隠岐リポートが掲載されます。
ぜひご覧ください。