スイッチ…

今日から本格的に、秋文化祭公演の稽古。

自分は、一番のはまり役といわれている？
東山タロウちゃんを「今年も」（笑）演じる。

思えば、旗揚げ公演から、
何回演じているのでしょうか。
あ、でも、公演としたら4回目か。

案外少ない気がするのは、
読み合わせ台本の方に、
奴は数多く出演しているからだ

それはそれとして。
彼は、誰にでも優しく、そして、前向きで熱いオトコ。
そして、お馬鹿なところがチャーミング
かたや、今執筆中の主人公は、ほぼ真逆のクールなオトコ。
そして、かなりの知性派。

さっきまで、家で執筆していた私には、
稽古場で、いきなりタロウになるのは、
ちと苦しい

でも、そんな体験も、
役者ならでは。
自分とは違う人生を、
身をもって歩むわけだからね


素顔の自分、作家の自分、役者の自分、
そして、演じる役の自分…。
うまく切り替えるスイッチをもたないとね

引き算…

最近、この言葉をよく使うなぁ。
役者としても、作家としても。

MAXな状態のものが、必ずしもいいとは限らない。
そこから、何を引き算して、何を残すのか。
よりよい表現のバランスを求めて、あがく。

足し算より、潔くて、勇気のいる作業だ。
と、つくづく想う

2足のわらじ…

本当は今日は家で執筆三昧の予定だった。

でも、昨日の稽古で、
ワークショップにいくメンバーの打ち合せを聞いているうちに、
つい魔がさして(笑)、運転手を買ってでた

マイ締切が迫るなか、
執筆を休むわけにもならず
ワークショップの間、
会場の一階にある図書館で、
パソコンを持ち込み、シコシコと執筆(T_T)


静かなのはいいが、場面も場面なので、一人煮詰まる

どうやら怖い顔をしていたらしく、
他の利用者の怪訝そうな目で我に返る。

　←執筆中は、乗り移られるので、
　　悪だくみのシーンだし（笑）


ぐったりつかれ、一人辛い目をしたような気でいたら、
ワークショップ見学していた、
局長、副長もどーやら胃が痛かったらしい。
おつかれさまでした(;^_^A

にゃ～ん…

今度の主人公は、猫好き
人には無愛想だが、猫には笑いかけるオトコ(笑)


かく言う私も、犬よりは猫好き。
というか、猫に好かれる。
他人の家の飼い猫も、だいたい初対面で膝に乗ってくる。
泊まると、布団に入られたり(笑)


ただねぇ。最近、触らせてくれる猫ちゃんは貴重だ。
みんな、尖った眼をして逃げてゆく


今日、猫の出てくるシーンを書いたあと、
たまたま町で触らせてくれる猫ちゃんに逢った。
なんだか、すごく得した気分になった