案外古くないね…

本拠地稽古の日。今週は通算４回目の稽古だよ。どんだけ芝居漬けなんだかね(笑)。


本日も昔の台本読み。これは上演作ね。2003年夏公演のKylie。あたくしの二作目にして、ストーリーよりもメッセージ性の方が勝ってる珍しい作品。

人間にとって救いってなんだ？みたいなね。正論がすべて世の中を救うとは限らないという。まぁ、屈折した社会派な話ですよ。天使とか妖精とか出てファンタジーにはしてあるけどもね。あ、妖怪も出てる。まんまネズミ男が(爆)。


で、その頃話題だった少年の凶悪事件とか、自殺とかが話の軸になってるわけだけど。


読み終わって、これが全然古い感じがしないのが却って恐いなぁと。今、手直しして上演しても、レアな話題なのね。何も変わってない、つうか悪化してるかも。



いいかもなぁ、再演。みんな力量があがって、力抜いて芝居出来るようになってるし。なんて。ちょっと思えた。