Healing forest ~癒しの森~

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組織は人をつくる重要な環境である

2021年10月30日 18時45分20秒 | コンサルティング 関連

どうしてだろう 静かな秋の夜に 惹きつけられる

ひんやりと 空から降りてくる 冷たくて優しい空氣

それだからこそ 体の中の温もりに 氣づき

心の温もりに あらためて 氣づくことができる

 

氣づくことができる

 

現在、知的障害者施設に

『利用者本位とチームワーク』のコンサルティングに入っています。

もう少しで2年。のこり3ヶ月と成ります。

契約当初は「どうなることやら・・・」と、思っていました。

それでも、トップリーダークラスを中心に よく取り組んでくださっています。

そして、希望の光りは『利用者本位とチームワーク』のある組織で働きたいと

心から願う職員が、いてくれたことです。

 

そんな方々と、ここまで 一緒に 創ってきました。

特に、年上の利用者さまには敬語・ていねい語で対応しています。

場合によっては、児童であっても ていねい語で接しています。

 

これが、どれだけすごいことか・・・

 

なので、拘束なんて起きないんです。

 

今朝、どこかの公立の知的障害者施設が、強度行動障害がある利用者さんを

ずっと個室に閉じ込めていて、虐待行為と認定されたそうです。

そして、プロジェクトチームが結成されたそうです。

 

それで始めたのが・・・

民間の知的障害者施設で閉じ込め拘束をしていない事業所に、

危ないからといって 閉じ込めていた利用者さんを1泊2日で利用してもらう

ということを試みたそうです。すると・・・

なんと!閉じ込めることもなく、職員と一緒にコンビニで好きなものの買い物までして、

「ありがとう」って店員に言ったんです!

 

その動画を観ていた 拘束虐待をしていた施設の園長は・・・

(なんで動画で観てんねん。直接、行かんかい!)

「これは、すごいですね。買い物をする喜びを知っているということですね。」

このあとの一言に愕然です・・・

「まあ、うちでは すぐには難しいですけど。」

でたっ! 「難しい」(笑)

 

氣づきます。

この施設は、変わらないです。

 

そんな施設で 人が育てられる。しかも、公立。だから・・・

職員は、おそらく公務員扱いで組合もあって・・・

利用者の人権よりも 職員の利権が優先される。

そして、こんな施設でも 社会福祉士 や 介護福祉士がいる。

場合によっては、理学療法士も 作業療法士も・・・

 

どんなに資格があっても、組織という環境が どのような状況かで

人の育ち方は、大いに変わります。

組織が、人を育てるのです。いえ・・・

あの、マネジメントで有名なドラッカーは言っています。

『組織は、人を育てなければならない。』と。

 

福祉施設の実践の答えは、とても簡単で シンプルです。

ノーマライゼーションを実践した、ニィリエが言ったんです。

『もし、自分だったらということを真剣に考えなさい。』って。

この言葉だけで 充分に 氣づくことができる。

 

でも、今の日本の福祉は難しい・・・それは、なぜか・・・

これまでの日本の福祉の伝統があるから。

そして、変えてこなかったという歴史があるから。

 

今、コンサルティングに入っている知的障害者の施設は、

ずいぶん、良くなっています。今なら、なんとか 他の方々に紹介できます。

なぜ、なんとかって言うかというと・・・ まだ、元に戻る可能性があるから。

 

そのことに、和多志は 氣づいている。

 

これまでのブログでもお伝えしましたが・・・

和多志がいなくなったあと、いつも 元に戻すのは・・・

管理者なのです。

会議で判断ミスをするから、和多志がいるうちに判断の基準を伝えるのですが・・・

和多志がいなくなったあと、会議で判断ミスをするか 言うべきことを言わないのは、

管理部なんです。

 

今、入っている知的障害者施設がそうなるかは、和多志にはわかりません。

あくまでも、これまでの経験値での可能性です。なので・・・

願います。祈ります。

そのことに 氣づいていることを・・・

 

胸をはって、「うちは、利用者本位とチームワークをやっています!」って、

言えるように。言い続けられるように。だから・・・

 

「うちに来ればいいよっ!」って言えるように。

それだけのことを言える、温もりのある 事業所に成っています。

 

ご縁に 感謝です。

 

 

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