太陽の不死性を隠喩する鳥。不死鳥ともいう。
生命がつきる予感がすると、自ら火の中に飛び込み、そこからまたよみがえるという。
美しい冠羽と長い尾羽を持つ姿で描かれることが多い。翼を広げる姿はまことにあでやかである。
飛ぶ鳥は肉体を離れた魂の姿をも現し、霊魂の不滅性をも感じさせるものである。
だがこの不死性を、肉体を持つ人間がまとい、それを欲望に利用すると、ふしだらになる。
精神の不死こそが、人間の生命を浄化するものだからである。
本館:三人のマリアたち
別館:ヴィンデミアトリックス・21
第3館:芥子の原
写真館:ものさしは
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*インド殉教者の日、チャールズ1世の忌日、高見順の誕生日。誕生花はカルセオラリア。
本館:ポーラースター・システム・17
別館:ガラクシア・2
第3館:あざ笑え
写真館:さざんかの
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*井上靖の忌日、タウン情報の日、ロマン・ロランの誕生日。誕生花はラナンキュラス。
背中に愛らしいこぶのある、蹄のある獣。これも古くから主に乾燥地帯で家畜化されてきた。こぶは二つあるものと、一つのものがいる。
酷暑や乾燥によく耐える。運搬用、乗用、食用として人類に生をささげている。
その中に動物の霊魂はいるが、自己活動は高い存在がほとんどをやっている。本霊はなにも考えてはいない。ただ素直に、生に従っている。苦しみは少ないが、愛も薄い。
乾燥地域の人間を何とかするために、神がそれを遣わしたという獣である。
ラクダによって、乾燥地域の人々は大きく助かっている。人間はラクダによって、神の愛を感じることができる。感謝しなさい。