ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

ものさしは

2017-01-30 04:23:47 | その他







長すぎる ものさしはただ 身を測る     夢詩香







*おもしろい句ですが、これには原作があります。かのじょがミクシィをやっていたころに、ふざけて歌った歌です。記憶では確かこういうものでした。





長すぎて 自分以外に 測るもの なくなっちゃった ものさしが寝る






当時のかのじょの感慨がこもっていましたね。自分が何かにつけ突出しすぎていて、どこにもいるところがないという感じだったのです。友達はみな、自分より小さかった。学ぶことができる人間は、ほとんどいなかった。

奇跡的に出会えた同族は、大変なことになっていた。しっかり、そのときのかのじょには、自分以外に頼るものがいなかったのです。

かのじょの本名は、直線が美しいと書きます。この名前が似合わないと思っていた人は多いでしょうが、本人は気に入っていました。まさに自分はそんな感じだったからです。きっと、だれか本当に自分をわかってくれている人が、影から何かをしてくれて、自分につけてくれたのに違いないと思っていました。

本当にかのじょは、ものさしのようにまっすぐで美しかった。これ以外に生きられない自分の生き方そのものが、自分の師だった。

わたしたちがこの世で生きる時につけられる名前というものにも、かなり意味があります。菅原道真の「道真(みちざね)」は「道の真」と書きます。吉田松陰の諱である「矩方(のりかた)」は、矩形の「矩」に方形の「方」だ。これらの名前は、わたしたちからすれば、まさにそれぞれにぴったりの名前なのです。イエスのアラム語名「イェーシュア」には、「神の救い」という意味がある。

「賢司」は「賢きを司る」と書く。まさにそのとおりの人なのです。

名前には、その人生での使命が秘められているということが、あるのです。

そして、この時代に生き残った天使の名前を考えてごらんなさい。みな名前に「一」の字がはいっている。そして、気付きませんか。真っ直ぐな美しいものというのは、まさに「一」という字ではありませんか。

それは、巨大なものさしのような、すばらしい「一」です。

何もかもがこれから始まるという意味なのです。

彼らのものさしが本当に測れるものは、すばらしく大きい未来なのです。






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