相撲太郎

“相撲好き”の相撲マニアック日記

各部屋は餅つき大会

2005-12-25 21:19:37 | 相撲部屋探訪
 この時期になると、各部屋は餅つき大会をおこない、地元との交流をはかっている。おととい、立浪部屋では新十両の猛虎浪をはじめ、部屋の力士が交代で昔ながらの臼に入ったモチを力いっぱい突いて、出来上がったものを道行く人たちに配っていた。
 同部屋から7年ぶりの関取誕生となった猛虎浪は、翌日の立浪連合けいこでは、横綱朝青龍から、ぶつかりけいこの指名を受け、約15分砂まみれになりながら、引きずられていた。途中、立てなくなると、一握りの塩を口の中に勢いよく放り込まれるなど、手荒い洗礼を受けた。「立てなくなったときは、(塩が)来るなと思ってました。でも、いいけいこになりました」と本人は殊勝なコメント。
 思い起こせば、昨年も白鵬が横綱に同じ目に合わされている。それだけ、“モンゴルの虎”も期待されている証拠だ。
 関取衆との申し合いでは、安馬と並び、この日最高の36番。内容的にもまずまずだが、得意の左上手をつかんでも、すぐに切られる場面も多く、関取デビュー場所は、そう簡単には結果は出ないだろう。ただし、勝ち越すだけの地力は十分にある。フレッシュな顔ぶれが揃った今場所の十両の土俵は楽しみだ。
(写真は23日、立浪部屋でおこなわれた餅つき大会で、モチを突く猛虎浪)

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