何とも穏やかな・・・

一昨日の夜、家に帰って、父の長兄が、祖母の様子について話してた。。

15日のグループホームの家族会お願いするって。父に頼んでた。。22日が母方の祖父の三回忌で日程も何とかずれてるし。

参加することとなった。

で。。。つい最近、他の人にこかされて転倒、頭を打って少し出血したらしい。。

病院で検査したが大きな異常はなかったとのこと。

またつい最近、食欲が落ちているって話だった。。まあ96歳という年令だし、何があってもおかしくはないけどね・・とはいうものの、15日まではどうこうってこともないし。。

医者である従兄も見に行ってくれるとのことだった。

私も、23日有休希望出してるし。。会いに行こうって決めてた。

 

ところが、昨日の朝5時前のこと。。

祖母が亡くなったとの一報が入ったのだ。。

私は、7時過ぎに起きて知らされた。。ショックだった。。昨日、23日何してあげようとか考えてた・・

祖母の好きな鶴田浩二の歌の練習でもしようかとか。。ピアノでも練習しようかとか。。

今までは、はっきり言って共通の話題とかなかったのだ。。ほとんど伯父や伯母がやってくれてたから。。

認知症になったからこそ祖母とのコミュニケーションってものがあって。。

歌という話題があって。。

私を孫だと認識できないにせよ。。一緒に歌える幸せをついここ一年で感じてたとこだった。。

2月末に一緒にサンドイッチマンと古城を唄ったんだ・・

すぐ飽きてしまったけど。。

でも嬉しかった。。写真も一緒に撮ってさ。。

それが最後の記念撮影になるとは知らずにさ・・

 

奈良に住んでいる従兄夫婦。。従兄の奥さんにメールしてみた。。

穏やかな顔だったよってことだった。。

後々詳しく聞いてみると。。寝ている間に息を引き取ってたのこと。。

最後医者に確認してもらったということでうちにも連絡が来た。

 

父は一歩先に奈良に行き、母と私と弟は後から電車で葬式場に行った。

顔を見せてもらった。

少し首を斜めに上げて笑っているように見えた。

いや天に向かって何か叫んでいるようにも見えた。

先に息子が一人亡くなってることも知らずに旅立った。。

向こうで怒ってるかなとかも思いつつ。。

「お父さん、私も行くよ。そろそろいいでしょ？？」とでも言ってるのでしょうか。

 

何がよかったって。。。

苦しまなかったこと。。前日まで普通に歩いてたらしい。。

胆石を２回も起こしながら９６歳まで。。一番下の息子である父が無事に定年迎えるまで待ってたなんて。。

 

会えなくて悔しかった。。そんな思いから私はかなり泣いてしまいそうだったけど。。

穏やかな表情を見てると。。

良かったのかなって思えた。。

お通夜には間に合わなかった従兄姉たちも、またひ孫たちも葬式には参加。

こんなに多くの親族に囲まれて旅立てるおばあちゃんは幸せなのかもしれないなあと思ったり。。

（従姉一人は、どうしても仕事休ませてもらえなかったって。。おばあさんだから言いやろと言われたとか。。私は何とか参加できましたが。。）

 

父の長兄にしてみれば、無事に妻の一周忌が終えたと思ったら母の葬儀とほんとに大変なことだったかもしれません。。

無事に終えて何よりだったって思います。