都会の生活全部捨て、、、阿蘇の山奥暮らし

父の友達、、に、、採用された、『赤』 気ままな雄猫

【酒まんじゅう】工房 ②

2010-06-28 01:28:03 | 故郷
【酒まんじゅう】 工房 ②

2010.6.27日

【じぶくれ】、、も出来たようですので、いよいよ蒸します。
{これが、夏だと、1時間ぐらいで、【じぶくれ】 するのですが、
 室温を上げたり、いろいろ工夫しても、真夏の、3倍の時間がかかります。}

この 【かまど】 は、【まんじゅう】 を、するだけに、作られております。
家庭用のガスでは、蒸気が、足りないのです。

何から何まで、昔というか、【大昔】 の、ままです。

かまどに、火を入れる、、、、それだけで、気分も、盛り上がります。
皆、かまどの近くに集まって、昔話にまた、盛り上がります。
父も、兄も,、なぜか、【釜焚き】 を、したがります。
ガスと違って、【火】 には、人をひきつける不思議な魅力が、あるようです。

蒸し器も、1年に多くても2度しか使わないので、乾燥して、木が反ってしまい
蒸気がもれてしまいます。
それでも、母が残していったものです、、。

蒸し時間も、その要領も、母のレシピのままです。
出来立ては、まず、仏壇に、おそなえして、、、、

あまり見栄えのしない物が、皆の、試食用です。
父は 【よう出来ちょる!】 と、ほめてくれます。
まぁ~自分達は、次回への【課題】 も、見つかります。

今回は、【しろくまは】 OK、でした。
【緑ダイヤ】 は、かろうじて OK。
【ON365】 は、問題外でした。
見た目はみな同じなのですが、【味】 が、ぜんぜん違うのです。
でも次回からは、やっぱり、【阿蘇の白雪】です!!。

【地酒】 の、仕込みから、【蒸し仕上げ】 まで、8日間の 【酒まんじゅう】工房 でした。

『おいしそうに見えているのは、私だけでしょうか???』

もちろん、出来が良かろうが、悪かろうが、お隣や、親しいところには、もって行きます。

以前、地域の老人会の花見の時に、
出来立てを一回分{80個}、ケース{もろぶた}のまま持って行った事があります。
父が、うれしそうにしていた事はもちろんですが、
1人【2個】 しかなかったと思いますが、それから毎年、
【あの時のまんじゅうがおいしかった、、、】 と話が出るそうです。
私達も、うれしいです。

また、機会があったら、差し入れしようと思っています。


        2010.4.9日 撮影 【酒まんじゅう】工房 ②