先日、ぴーちゅさんのブログで虹の話題が出てたので、
今日は虹にまつわる昔話を。長文ですがしかも笑いどころはありませんが、
良かったら、お付き合いを![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
それは、私が結婚するよりももっと前の話。
親元を離れ勤務先のある隣の市で1人暮らしをしてました。
いつもどおり仕事を終え、自宅に戻ると母から留守電が![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/phone.gif)
「お父さんが緊急入院したから・・・」
と。
ビックリして実家に電話。すると、
「まだ詳しくはわからないんだけど、
かかりつけのお医者さんのとこで診てもらったら、
血液検査の結果が尋常じゃないんで、中央病院へ入院になったの」
と母も不安そうな声。
私は心配になり、次の日は急遽仕事を休んで、母に付き合うことに。
朝いつものように起き、会社とは逆方向にある実家に向けて車を走らせました。
実家まで車で1時間弱。
その間私は、あまりたいしたことではないだろうと思いながら運転してました。
その日は晴れているにもかかわらず小雨が降り、変な天気。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
車を走らせてると、前方に大きな虹が掛かってました。
それはそれは、とても大きく綺麗な虹でした。
しかもその虹は、道路をまたぐように掛かっていて、
私はその虹を潜って実家へと行ったのです。
それから、母を乗せ父のいる病院へ向かいました。
すると、先生の口から思いがけない言葉が・・・
「今は普通にしてらっしゃいますが、これから意識も錯乱状態になり、
おそらく、そのうち脳症のような状態になられます。
全力を尽くしますが、覚悟はしておいてください」
と・・・。
母も私も言葉になりませんでした。
病室にいる父はなんらいつもと変わらないのに・・・。
病名は「劇症肝炎」でした。
それから、先生の言う通り、2日後父は錯乱状態になり、
家族のことがわからなくなり、
やがて返事も出来ない状態になりました。
あまりの急変に私も母もそして弟も着いていけませんでした。
このとき私達はもうだめかも・・・ほんとにそう思いました。
その日から父は集中治療室に入り、数回の透析を行いました。
その間も父は意識は薄く、側に行って話してもうなづくことさえできません。
母は毎日のように泣いてました。
しかしそれから数日後、父は奇跡的に意識を取り戻し、
そこからは急速に回復していきました。
病院の先生もこの回復は奇跡的です。
と言われるほど。
「劇症肝炎」になって助かる人は少ないと言われました。
あっという間に父は、病院中の先生が注目する患者になっていました(苦笑)
この間のことは父はまったく覚えてませんでした。
父が退院する時、私は思いました。
虹の向こうにはちゃんと幸せがあるんだなぁ・・・
ってね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
でも、一番不憫なのは錯乱中の父に、夜中付き添った弟。
彼は、夜中に付き添いしていたときに、錯乱していた父に、
「お前どこから来た!どろぼう!!」とののしられ、
近くにあったいすを投げつけられたそう・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それも、いまでは笑い話![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
今日は虹にまつわる昔話を。長文ですがしかも笑いどころはありませんが、
良かったら、お付き合いを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
それは、私が結婚するよりももっと前の話。
親元を離れ勤務先のある隣の市で1人暮らしをしてました。
いつもどおり仕事を終え、自宅に戻ると母から留守電が
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/phone.gif)
「お父さんが緊急入院したから・・・」
と。
ビックリして実家に電話。すると、
「まだ詳しくはわからないんだけど、
かかりつけのお医者さんのとこで診てもらったら、
血液検査の結果が尋常じゃないんで、中央病院へ入院になったの」
と母も不安そうな声。
私は心配になり、次の日は急遽仕事を休んで、母に付き合うことに。
朝いつものように起き、会社とは逆方向にある実家に向けて車を走らせました。
実家まで車で1時間弱。
その間私は、あまりたいしたことではないだろうと思いながら運転してました。
その日は晴れているにもかかわらず小雨が降り、変な天気。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
車を走らせてると、前方に大きな虹が掛かってました。
それはそれは、とても大きく綺麗な虹でした。
しかもその虹は、道路をまたぐように掛かっていて、
私はその虹を潜って実家へと行ったのです。
それから、母を乗せ父のいる病院へ向かいました。
すると、先生の口から思いがけない言葉が・・・
「今は普通にしてらっしゃいますが、これから意識も錯乱状態になり、
おそらく、そのうち脳症のような状態になられます。
全力を尽くしますが、覚悟はしておいてください」
と・・・。
母も私も言葉になりませんでした。
病室にいる父はなんらいつもと変わらないのに・・・。
病名は「劇症肝炎」でした。
それから、先生の言う通り、2日後父は錯乱状態になり、
家族のことがわからなくなり、
やがて返事も出来ない状態になりました。
あまりの急変に私も母もそして弟も着いていけませんでした。
このとき私達はもうだめかも・・・ほんとにそう思いました。
その日から父は集中治療室に入り、数回の透析を行いました。
その間も父は意識は薄く、側に行って話してもうなづくことさえできません。
母は毎日のように泣いてました。
しかしそれから数日後、父は奇跡的に意識を取り戻し、
そこからは急速に回復していきました。
病院の先生もこの回復は奇跡的です。
と言われるほど。
「劇症肝炎」になって助かる人は少ないと言われました。
あっという間に父は、病院中の先生が注目する患者になっていました(苦笑)
この間のことは父はまったく覚えてませんでした。
父が退院する時、私は思いました。
虹の向こうにはちゃんと幸せがあるんだなぁ・・・
ってね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
でも、一番不憫なのは錯乱中の父に、夜中付き添った弟。
彼は、夜中に付き添いしていたときに、錯乱していた父に、
「お前どこから来た!どろぼう!!」とののしられ、
近くにあったいすを投げつけられたそう・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
それも、いまでは笑い話
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
虹の向こうに幸せがある…か
なんだかとっても良い言葉ですね
しかし大好きな人の事も分からなくなるのは
とっても悲しい事です。
私は老人ホームで働いていたので痴呆が
進んでいる人と接する事が多々ありました。
痴呆の場合は人によって個人差がありますが、
軽い人の方が自分自身の変わり様を感じて
しまい、悩んでしまうようです…
話がとんでしまい、すいません
とにかく!!大事な人が、ずっと側にいて欲しいな…
トラックバックしていただき本当に
有難うございます
私のパパリンも、5年程前にくも膜下で入院しました。
1週間、昏睡状態が続いたのですが、無事に意識を戻し、今は元気です。
でも、意識が戻ったばっかりの時は、ちょっとボケてましたね。
「看護婦さんに新山千春がいるんだよ」
とか、私に向かって
「お前、ここで働いてたんだなぁ、知らなかったよ」
とか(笑)
普段アホな人がボケると、所詮はこの程度のようです(苦笑)
いつまでも、家族仲良く、幸せでいたいですね。
実は私の母が、鬱で自殺未遂をし、精神病院に入院していた時に、私も泥棒扱いされました
「自分をこんな所に押し込めて財産を横取りする気だ」なんて財産なんてないくせに、恐い顔で言われた時は、とてもショックでしたよ
まぁ、病気が言わせたことなので気にしてもしょうがないんですけどねっ。
たまご王子さんは虹を見ると、その時のこと思い出すんでしょうか。そういう、いい想い出っていいですね。
私も病床の祖母に母と間違えられた記憶があります。
そして、母のことは知らない人だったみたい。
病気とは言え、ビックリでした。
泥棒呼ばわり。笑い話になってよかったね。
虹を見るときっといいことあるんですよ。
ご家族の支えがあってからこそ今があるんですね。
ご両親、大切になさってください。
ところで、たまご王子さんは星がいくつの
ドラゴンボールをさがしてたんだっけ?
(って、まだドラゴンボールのこと気にしてたり
してます。笑)
ぴーちゅさんの記事にされてた写真を見てたら、
思い出し、書いてみました。
ほんと、大事な人に忘れられるって切ないですね。
忘れる人も忘れていく過程で、きっとたまらない不安に襲われるんでしょうね。
病気ってほんと、怖いです。
大事な人、大好きな人全てが健康で側にいてほしいものです!
>ともっちさま
ともっちさんのお父さんもそういう経験があるんですね。
お互い、今が健康だから笑って話せるんですよね(笑)
これが、そうでなかったら悲しい思い出なんですよね。
それにしても、ともっちさんのお父さん「新山千春」好き?(笑)
>ぽぽたんさま
お母さん鬱になられたんですか!
鬱もつらいですよね。
私の友人に軽い鬱の子がいました。
自分の気持ちをコントロールできなくなる鬱は、
はじめは自覚がある分、余計つらそう・・・。
気持ちの上で、できることができなくなるんですよね。
家族であるぽぽたんさんも辛かったですね。
病気の言わせる言葉だと思っても、言われたそのときはショックですよね(苦笑)
でも、お互い今が順調ならよしですね♪
>きょうたんママさま
大きく綺麗な虹をみると思い出します(笑)
病気って怖いですよね。
大事な人の記憶から自分を消したり、間違えさせたり・・・。
考えただけでも怖い・・・
ほんと、父が無事回復して良かったと思うばかりです。
これ以上、身近な人がつらい思いをするのは嫌ですね。
>奴姉さん
ほんと、家族は大事にですね。
奴姉さんの言葉だからこそ、うなずけます。
去年は奴姉さん、大変だったものね。
ところで、ドラゴンボール(笑)
私は、☆が4つの物しか持ってないんです(涙)
そのほかのものは、いつでもウェルカムです
早く願いをかなえたいものです
読んでいて気が気でなかったよ~
虹はいいメッセージだったのかもしれませんね(゜д゜)(。_。)ウン!
病院に運ばれたんですよ。
んで、意識はあったんですけど記憶喪失っぽく
なっていて、駆けつけた私を見て「どこのお嬢さんですか?かわいいですね」と言ったらしく、
それに対し私は「お父さんがくるくるぱーになっちゃったー」と言って驚いていたという母の話を思い出しました。
これも笑い話になっています。
ほんと、回復して良かったと思いました。
そうでなかったら、虹が嫌いになってたかも・・・(苦笑)
おかげでいまでは、虹が大好きです
>suraさま
お父さん事故で記憶喪失に!!
子ども心にお父さんに知らないと言われると、つらいですね。
でも、suraさんの「くるくるぱぁー」って切り返しがナイスです(笑)
でも、それもお父さんが無事であったからですよね
お互い、笑い話にすることができてよかった
感動です。
お父様が無事に回復して良かったですね。
虹って見て、嫌な気分になる人っていないもんね。
幸せになれそうな気持ちになるよね。