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04/05日ソレイユの丘 春の星空観察会

2014-04-06 16:23:57 | 天体観望会


期日   平成26年04月05日 土曜日
場所   ソレイユの丘
時間   18時30分~20時10分
希望者  20名
スタッフ KOZYさん、シーバスさん、biomacさん、きらほしの4名



4/5日、ソレイユの丘で実施している「春の星空観察会」の様子を報告します。
花冷えする時期でしたが、空は快晴。
観察会には申し分の無い天候となりました。
現地には17時45分に到着しましたが、
現地では風が強く、砂ホコリが舞い上がり、機材にはあまりよろしくない天候でした。
KOZYさんは既に現地入りしていて、機材を組み立てていました。
私も持参した機材を組み立て、10分程度で組み立て完了。
駆けつけてくれたスタッフは、KOZYさん、シーバスさん、biomacさんときらほしの4名。
参加希望者は30名いましたが、当日2組のキャンセル家族があり、
結局20名の参加者となりました。
いつもの研修室で定刻の18時半からスタートしました。
まずはパソコンによる天体シミュレーションで、今晩観察する天体の紹介と、
日没から日の出までの星空を案内しました。
最初の見所としては木星を。
今晩観察する木星には2つの見所がありました。
1つ目は、ガリレオ衛星のイオが木星面を通過しているところを見てもらう事。
2つ目は、19時18分頃にカリストが木星本体に隠れる現象を見てもらう事でした。
木星の後は、月齢6の月面を観察してもらう流れで考えていました。
その後は、ちょうど今回の観察会にあわせるかのように、
天頂付近を通過してくれるISS国際宇宙ステーションの観察でした。
研修室で40分程解説後、野外に移動。
まずは木星から見てもらいましたが、2つの見所はあえなく打ち砕かれることに。
風の影響から機材が揺れ、それに伴って導入した木星もゆらゆら状態で観察することになり、
識別は困難な状態でした。多少の風にはびくともしない赤道儀EM-10でしたが、
後で手で揺さぶってみると、足回りにガタツキを発見。
26年も使用している木製の三脚だけに、ガタツキは仕方の無いことか?
(原稿書きながら一つのひらめきが。
EQ6PROの金属パイプの三脚にEM-10を同架した所、
ドンビシャで、ねじ山の規格までが一緒。
手で揺らしてもびくともしないガッチリした赤道儀に変身。次回からはこの組み合わせで参加します)
次の見所として予定していたISS国際宇宙ステーション。
実はやってくる方向を念入りに調査しておかなかった事が敗因ではありましたが、
ちょうど木星辺りに明るい人工衛星を発見。これがISSとは気づかずに説明してしまうことに。
天頂付近を通過後は、一気に減光して見失うことになりましたが、これがまさしくISSでした。
その後は、折から接近中の火星を見てもらい、20時には野外観察会を終え、いったん研修室に戻りました。
ここからは今月の見所現象の紹介ということで、4月15日の部分月食とふたご座λ星の食、火星小接近について解説して解散しま
した。解散後、ある女の子から人工衛星についての質問を受けました。「人工衛星って何ですか?」と。
傍にいた工藤さんが懇切丁寧に解説してくれました。
さらに、ご年配の方より「私は自動導入型の望遠鏡を持っています。この辺で星を見る場合、どこが適していますか?」
という問に、「スカ天のサイトを参照して下さい」と説明しておきました。


以上


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