会場 北下浦市民プラザ
場所 3階研修室+観測ドーム
参加希望者 Hさんグループ3名、Kさんグループ5名、Yさんグループ4名 計12名
スカ天スタッフ seabassさん、KOZYさん、きらほしの3名
時間 17時~19時15分
天気 晴れ
今回の参加希望者は、当日になってみないと判明しない状況ながら、
Kさんグループ5名、Hさんグループ3名、Yさんグループ4名の計12名に落ち着きました。
スタッフはKOZYさん、seabassさん、管理人の3名。
定刻の17時からスタート。
日没が早くなったこともあり、夜空の天文薄明終了も早くなり、
早く沈んでしまう金星や土星を見てもらうために、星空解説を先送りし、
急いで観測ドームに移動しました。
スリット越しに見た、宵の明星が早くも見えていました。
月齢5の月もバッチリと見えています。この時はまだ、肉眼で土星は見えていませんでした。
まずは金星から案内。
金星を導入すると、隣に3.3等のへびつかい座の42θがあり、金星と恒星との違いを理解してもらいました。
これまでだと、すぐに別の天体に移動しますが、なぜかもう一度金星を見たい声が上がり、再度一巡。
続いて土星を導入。
金星以上に感動する様子が伝わってきました。
次に導入したのは月。
まずは低倍率で月面全体を見てもらいました。
月齢5だと反対側の暗い部分もはっきりと見えました。
暗い辺りには、これから食に入る恒星2個が接近して見えました。
一巡してからは、今度は倍率を180倍にして月面を楽しんでもらいました。
本日は小学生1年と4年生が多かったので、私からこんな質問を浴びせてみました。
「月面に行ってみたいですか?」
●回答
・行きたくない~。
・地球がいい。
・緑が無いからつまらない。
・宇宙船で帰ってこれない。
という現実的な回答しか返ってきませんでした。
私は「宇宙飛行士になりたい~」という回答を期待しましたがゼロでした。
その後は、白鳥座のアルビレオやこと座のダブルダブルスター、リング星雲を案内しました。
最後に、こと座にあるδ2星付近の星を見てもらいました。
なんでこんなマイナーな星をと思われがちですが、
さにあらず、この星の配列は北条家の家紋にそっくりなので案内しました所、全員が納得してくれました。
この日は、ベガほどの明るい人工衛星がスリット越しに見えて、皆、大興奮。
18時半には、Yさんグループ4名が遅れて到着しましたが、
この日は風が強く、市の職員からの助言もあり、星空を案内できないまま、再び研修室に戻りました。
研修室では、天体ソフトを使い、星空の解説を19時過ぎまで。
それから質問タイムに。
「一番大きい星座は」という質問があり、うみへび座と回答しましたが、
それでは「一番小さい星座は」という質問にはや座と答えましたが、
自信がないので次回への宿題としましたが、
先ほど調べてみたら、や座で正解でした。
ちなみに2番目がこうま座、3番目がみなみじゅうじ座でした。
19時15分には解散しました。
以上
※9/10日に予約していた田中栄子さんですが、田中さんの訃報によりご友人のTさんがキャンセルしてきました。観望会開始10分前にTさんが来訪し、田中栄子さんの近況報告をしてくれました。田中さんは自然を愛し、星がとっても好きな方でしたと。
Tさんは田中さんの影響というか、彼女のお誘いで当観望会に参加した事実をお聞きました。
謹んで田中様のご冥福をお祈り申し上げます。
報告者 管理人