スカ天ブログ

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10/27日北下浦みんなの家天体望遠鏡操作講習会報告 

2012-10-28 18:55:41 | 講習会
■天体望遠鏡操作講習会報告

・時 間    18時05分~20時00分
・場 所    3階会議室+観測ドーム
・参加希望者  Fご夫妻、Mさん、Sさん4名 
・参加会員   シーバスさん、Kさん、きらほしの3名

昨日の27日に、北下浦市民プラザで開催した、天体望遠鏡操作講習会に参加してきたので、その報告を。
今回の希望者は市内に住む方で、安針塚から参加したFご夫妻、野比出身のMさん、太田和出身のSさん4名でした。
Fさんは学生の頃から星が好きで、15センチの鏡を磨いて自作するほどのキャリアの持ち主。
Mさんも小さい頃から星好きで、ミザールのARシリーズの望遠鏡で初めて星を見たエピソードを。
Sさんは修了証を取得して自分で自由に使いたいという理由から、今回申し込んだそうです。
今回用意した操作マニュアルは、Sさん用のみで、Sさん以外の方には、
事前に送信したPDFのマニュアルを印刷の上、出席してもらいました。
定刻の午後6時より少し過ぎてからスタートしました。
進行はマニュアルのページ通りで行い、まずは「注意事項と危険な事」から説明。
4ページの3の望遠鏡各部の名称という項目からは、観測ドームに移動してから説明しました。
導入テスト星に選んだのは月齢11.6の月。(13夜)
実はこの時の空の様子は空全体に雲があって、時折雲の薄い場所がある程度の空で、
テスト星としての選択肢は月以外ありませんでした。
そんなうす雲を通しての月でしたが、シーイングは良くて揺らぎの無い月面が楽しめました。
一通り説明を終えると午後8時近くになり、いったん会議室に戻り、
書類への書き込みと次回の申し送り事項を説明した後、解散しました。
解散直後に集合写真を撮り忘れた事に気付きましたが、後の祭りでしたので画像は無しです。
今回、北下浦みんなの家から、改訂された「天体望遠鏡のご利用について」の資料を頂戴しました。
内容はそれほど変わっていませんが、一つだけ観測ドーム内の定員は8名という記述が加えられていました。
施設の方に聞くと、消防署からの指摘があり加えたそうです。

以上


報告 管理人


ソレイユの丘 秋の星空観察会の報告 10/20日

2012-10-20 20:48:22 | 天体観望会

■ソレイユの丘 秋の星空観察会の報告

日 時 平成24年10月20日 土曜日
時 間 17時~19時30分
参加希望者 7家族 22名
参加会員 Yさん、Kさん、シーバスさん、Sさん、きらほしの5名

去る10月20日、ソレイユの丘主催の「秋の星空観察会」が、同施設内で開催され、スカ天分科会のメンバーで支援してきました。
今回の観察会は「ガリレオ・ガリレイになった気分で月をみよう」というテーマで取り組みました。
彼が自作した望遠鏡に近いスペックの望遠鏡を実際に組み立て、望遠鏡の仕組みや、月面の楽しみ方を指導。
今回初めて有料企画ということで、参加希望者が少なめではと危惧しましたが、
地元の情報誌「タウンニュース」誌で取り上げてくれたこともあり、
ほぼ定員に近い7家族22名の申し込みがありました。
望遠鏡のキットは、月のクレーターがくっきり見えると定評のある、星の手帖社販売の40ミリ×35倍の屈折望遠鏡を用意。
この機材は工具や接着剤要らずで、組み立て時間が10分という手軽に組み立てられる優れもの。
観察会は午後5時からスタート。
工藤さんが用意してくれた月面の資料を配布しました。
まず望遠鏡のキットから組み立てから。
売込みでは10分ということでしたが、全家族が完成するまでには約15分かかる始末。
時間がかかりすぎた要因としては、レンズが格納されているビニールが破りにくい事、
接眼レンズに使うレンズが3枚ありましたが、この3枚のうち2枚をはめ込むのに戸惑った事があげられます。
このキットを選んだ理由としては、価格が安価ながら付録の小冊子「天体観察ガイドブック」の解説が素晴らしい事でした。
望遠鏡作りが完成後、いったん野外に出て手持ちスタイルで見え具合を確認。
私も完成したキットを始めて手にしましたが、軽くて上手くできていました。
レンズも粗悪品ではなく、良質のレンズだったので、収差も気にならない程度でした。
一点だけ難があるとすれば、接眼部の回転部でしょうか。
滑らかに回らないものがほとんどでした。
屋内に戻ってからは、パソコンによる天体シミュレーションで、30分程度天体を楽しんでもらいました。
35倍で見える月や惑星の姿を織り交ぜながら。
その後は再び屋外に出て、今度は三脚に固定した状態で月を導入しクレーターを見てもらいました。
この日の天候は、多少雲はあるものの観察日和でした。


以上


報告 管理人