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行ってきました!

2008年11月08日 19時52分51秒 | Weblog
朝からどんよりと曇り、ポツリポツリと雨が落ちてくるあいにくのお天気。
立冬でなんとも寒い陽気の一日、なんとか4人で行ってきました。
約束の時間10時の10分前、新たに開通した新宿副都心線の雑司ヶ谷駅で桜田が待っていると平沢ご夫妻到着。奥様とは実に30年ぶりかな。その5分後には堂迫氏も到着し、本日のフルメンバーが揃いました。
まずは豊島区が管理している明治初期の宣教師の館、マックレーブ邸。ここがわかりにくい場所であることは充分承知していたのですが、さっそくに道に迷い遠回りとなってしまう。お雇い外国人がまだくる前の時期に建てたアメリカ様式の洋館である。宣教師の居宅ということで非常に質素な家であった。生活もシンプルで自給自足に近い毎日であったようだ。
雑司ヶ谷の霊園の中を通り抜けて都電荒川線に乗車。東京で唯一残る昔懐かしい都電に乗るのは実に久しぶり。ちんちん電車の名前のとおりベルを鳴らしての運行である。
飛鳥山で下車。江戸の昔より桜の名所として知られるその場所は現在、公園になっており博物館が三つ区により運営されている。その中のひとつ「渋沢資料館」は明治の殖産興業の元締め、渋沢栄一の記念館である。栄一の別荘がここにあったことによりこの地に建設された。もちろん、当時の建物も二つほど残されている。特別公開ということでその二つの建物も見ることが出来ました。
時間も時間でお腹も空いてきたし、気温も下がる一方で風邪ひきそうなお天気にちょっとテンションも下がり気味。とにかく燃料が必要とばかり湯島天神に移動。お参り後、堂迫氏お勧めのおそば屋さんへ。さいわい営業中で古式そばの酒一杯づつ。
身体が温まったところで最後の見学地、岩崎邸へ。
三菱の創始者、岩崎一族の館が公開されている。お雇い外国人のジョサイヤコンドルの設計でイギリスの様式を伝える洋館である。金唐紙のオンバレードで当時の意匠を伝える。ちょうどミニコンサートが開かれており、「ラフマニノフ」と平沢氏がつぶやいていました。
皆、60歳を目前にして、寒い一日をよく歩きました。本当にお疲れ様でした。

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1 コメント

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ご苦労さん (k.d)
2008-11-09 00:05:45
今日は先導ご苦労さんでした。
岩崎邸の和室と洋室の組み合わせが印象に
残っています。
東京の近辺にこんなにも歴史的建物が残っているとは
新鮮な覚醒でした。
平沢夫婦とは久しぶりでした。
仲むつましくうらやましい限りでした。

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