かわな ますみ / 花冠同人

かわな ますみ の俳句
  ブログ句帳 

風鈴

2016-07-29 20:22:09 | 今日の俳句
まっしろな空へ迎火立ちのぼる
日傘よりふいに覗きし帯白し
 正子先生添削
 日傘よりふいに見えたる白き帯
賜りて風鈴吊す家となり

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句会より (転記)
2016-07-29 20:24:40
日傘よりふいに見えたる白き帯
日傘を肩にもたせ掛けるようにさしていたのだろうが、帯なども見えていなかった。それが、傘が動き、ふいに白い帯が目に入った。この人は白い帯をしていたのだという意外性と、白い帯の目に映る涼やかさは魅力だ。

賜りて風鈴吊す家となり
風鈴を贈られるというのも、風流だ。贈られて、それからは、風鈴が鳴る家となった。風鈴は、風の意のままに鳴る。それこそ自然のままに鳴ってくれる風鈴の音色が涼しい。
(正子先生 評)
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