かわな ますみ / 花冠同人

かわな ますみ の俳句
  ブログ句帳 

春雪

2024-02-11 22:00:00 | 今日の俳句
ぐんぐんと岸の白梅ふくらめり
雪に濡れさくらの枝のほの赤き
大粒の春雪を受くボンネット
会えば皆雪を知らせる御茶ノ水
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句会より (転記)
2024-02-17 20:07:19
ぐんぐんと岸の白梅ふくらめり
白梅のある場所は、「岸」。この「岸」の白梅は、「ぐんぐん」というほど、力強く蕾が膨らんでいる。率直な思いがいい。

雪に濡れさくらの枝のほの赤き
雪に濡れた桜の枝は、ほんのり赤らんでいる。咲くときが近づくと桜はほの赤い樹液が巡るという。人の指が冷たさで赤らんだように、桜もほの赤くなっていると思える。
(正子先生 評)
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句会より (転記)
2024-02-17 20:11:35
ぐんぐんと岸の白梅ふくらめり
岸の白梅には、陽がよくあたっているのだろう。「ぐんぐん」というほど、蕾がふくらみはじめている。どの蕾も、どの蕾もふくらむ勢いがあって、圧倒される。それ以上に作者が「ぐんぐん」と言えるほどに精神に元気があるのが、とてもいい。
(正子先生 評)

雪に濡れさくらの枝のほの赤き
先日の関東地方は思わぬ大雪に見舞われました。桜の枝にも積もった雪が翌日には溶けていきその下から桜の芽が見えてきました。桜はすでに花の準備を終え、気温と日差しがそれにふさわしくなるのを待っています。
(有花さま)
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