かわな ますみ / 花冠同人

かわな ますみ の俳句
  ブログ句帳 

山法師

2016-05-27 22:00:00 | 今日の俳句
山法師吹かれて風の鮮やかに
夏蜜柑分けられ膝に青さ載せ

 夢見ヶ崎動物公園
動物の産む声交ざり風薫る
山羊の仔の産まれ青葉の触れ合いぬ

マーコール_お産

夢見ヶ崎動物公園_青葉
 ※5/13、夢見ヶ崎動物公園

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句会より (転記)
2016-05-27 22:44:04
山法師吹かれて風の鮮やかに
山法師の白い花は、平らで空を向いている。遠目には、葉に紛れたように見える。風が吹くと、枝が揺れ山法師の花が鮮やかな白さを見せる。風によって蘇る花。

山羊の仔の産まれ青葉の触れ合いぬ
句が表現するところは、「山羊の仔が生まれたので、青葉の枝と枝が、嬉しくて、喜び合っている。」だ。生まれたばかりの、真っ白い山羊の仔のかわいらしさがメルヘンとして詠まれている。「山羊の仔の生まれぬ青葉触れ合いて」とすれば、また別の意味になる。(正子先生 評)
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