春深し白き小花の街に満つ
白山吹寄らんとすれば既に散る
点描のように一気に木の芽張る
白山吹寄らんとすれば既に散る
点描のように一気に木の芽張る
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「街に満つ」に、春の深さと詠み手の感銘が伝わってくる。清楚でかれんな小さい白い花が街にあれば、心魅かれる。
（正子先生）
点描のように一気に木の芽張る
芽立ち始めた木の芽は小さく、枝枝に小さな緑として、「点描画」のような景色を見せてくれる。緑のさわやかな「点描画」は見るものの気持ちを晴れやかにしてくれる。
（正子先生）
可憐なこでまりや雪柳などの白い花が咲き満ちてそよ風に揺れる街に出ると、心も軽く春の深まりが実感されますね。
（美知子さま）