ある矯正医の挑戦!

~日常奮闘記~

教え!

2014-04-22 13:22:58 | 日記

昨日の午後、手術から戻ってきたパートナーと『指導』について話をした。

うちの形成外科は、再建、血管縫合など他科からの依頼手術も多い。

慣れた専門医でも6~7時間、

顕微鏡を覗いてのマイクロサージェリー...

それをどうやって教え込むのか。



『ギブアップするまで頑張らせるんですよ。

途中でやめさせたら意味がないんです。

最後は知識ではなく、意地と根性ですから。』



マジか!

実際、6時間くらいで本当にダウンすることもある。

それでもやり遂げるために、僅かな休憩で続ける先生もいるのだ。

指導する方もスゴい。

第一助手としてついているそうだが、

自分がやれば6時間で終わるところを、倍の時間付き合うのだから。

医者であるなら必ず 『初めて』 はある。

教わる側は全力で技術を盗み、早く上達する責任がある。

指導医は強い責任感をもって、技術以上のものを伝えないといけないんだ。

昨日は自分の『指導』への甘さを痛感できた。

でも、いい医者たちと仕事が出来てラッキーかな♪(^-^)