昨日の午後、手術から戻ってきたパートナーと『指導』について話をした。
うちの形成外科は、再建、血管縫合など他科からの依頼手術も多い。
慣れた専門医でも6~7時間、
顕微鏡を覗いてのマイクロサージェリー...
それをどうやって教え込むのか。
『ギブアップするまで頑張らせるんですよ。
途中でやめさせたら意味がないんです。
最後は知識ではなく、意地と根性ですから。』
マジか!
実際、6時間くらいで本当にダウンすることもある。
それでもやり遂げるために、僅かな休憩で続ける先生もいるのだ。
指導する方もスゴい。
第一助手としてついているそうだが、
自分がやれば6時間で終わるところを、倍の時間付き合うのだから。
医者であるなら必ず 『初めて』 はある。
教わる側は全力で技術を盗み、早く上達する責任がある。
指導医は強い責任感をもって、技術以上のものを伝えないといけないんだ。
昨日は自分の『指導』への甘さを痛感できた。
でも、いい医者たちと仕事が出来てラッキーかな♪(^-^)
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