写真で綴る気ままなすぎさん

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初代 波の伊八の彫刻と文化財・・・堀之内 妙法寺

2018年10月12日 21時51分49秒 | 重要文化財 建造物・民浴など

堀之内 妙法寺の祖師堂(東京都指定有形文化財)
明和9(1772)年2月16日に上棟式を挙行、寛政3(1801)年斧始。10年の歳月をかけて、文化8(1811)年に完成。桁行 17,57メートル、梁間 26.97メートル、入母屋造、軒唐破風附、背面千島破風附。

祖師堂の正面上部「波の伊八」の彫刻
江戸時代から昭和にかけて房総半島を中心に、5代にわたり、寺社の欄門や向拝を彫った宮彫り師一族です。
貴重な初代「武志伊八信由」の龍の作品です~

上部の龍 龍神は仏の教えを護る守護神として、寺社によく見る事が出来ます。

迦陵頻伽(祖師堂内欄間)
上半身が天女の姿をした美声の鳥で、法華経では仏さまの音声が尊いことを迦陵頻伽の鳴き声に例えている。
(撮影禁止でしたので、案内書より)

御成の間 ~都指定有形文化財(建造物)~
書院 奥の間を「御成の間」~徳川時代、歴代将軍の野遊の折々に御成りになられたお部屋です。天井、床の間、腰障子には狩野探幽常信の篁による画が描かれているそうです。

仁王門~都指定有形文化財(建造物)~
3間1戸、楼門形式、入母屋造、本瓦葺、潜戸及び左袖塀付

そして前回 紹介しました。妙法寺 鉄門
ジョサイア・コンドル氏 来日第一作では「妙法寺 鉄門」を見に~堀之内・妙法寺

堀之内 妙法寺 東京都杉並区堀之内3-48-8
丸の内線東高円寺駅から徒歩で約15分


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