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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

試合内容を勝利に繋げられず。勝ち点2を落とすドロー セレッソ大阪U23戦

2017-05-15 05:52:00 | カターレ富山
1-1でドロー。
「昇格をするチームは今日のような試合を落としてはいけない」という試合後の永井のコメントが、まさにそのとおりというか。
前半のうちにオウンゴールというかたちながら先制に成功。試合の流れもカターレペース。よくボールにトライしていたし、パスにしてもしっかりと回せていたと思います。
チャンスも少なからずあったなか、なかなか追加点に結びつかない。相手をしとめるだけの“圧”というか、「このままではやられる」と思わせるだけのプレーの勢いというものが、足りていなかったということでしょうか・・・。
後半、徐々に盛り返してきたセレッソ大阪U23の攻撃のなか、PKを献上する大ピンチ。「おいおい、その程度でとるのかよ!」というツッコミを入れたくなる接触によるものではありましたが、腹をくくるしかなく。
しかし、その絶体絶命のピンチを永井の好セーブが救い、失点阻止!横っ飛びから足に当てての、冷静さが光ったナイスプレーでした。
ただ。
その勢いを、追加点につなげることは出来ず。
逆に、試合終盤の84分に失点、追いつかれてしまうことに。
結果、そのままスコアは動かず1-1のドロー。勝ち点1を積み上げるにとどまりました。

前節途中交代、影響が残っていたということか、平出がスタメンを外れ、代わって柳下。衛藤がスタメン復帰など、また違ったメンバーで臨むこととなった今節。
とくに柳下などは安定感に欠く場面も見られたりと、影響はありましたが、それでも。
それでも、誰かがいなかったからどうにもならなかった、とか、そういう試合ではなかったわけで。
点取り屋が居なかったからゴールを奪えなかった、とか、そういうことでも。
決定力不足、と言葉してしまうと簡単ですが、どうにも・・・。
相手云々ではなく勝たねばならないのが、J2復帰を掲げるカターレ。そのなかで、先制点を奪って勝利への道筋をつけた。にもかかわらず、手をこまねいていた挙句に勝ち点2を失う、という。
自分たちの甘さ、と断じてしまっても、それはそれで安直というか、それこそ甘い。
「ここぞ!」で勝てなかったことが2年連続でJ2復帰に失敗してしまったことに繋がっている―――そのことを、今一度再確認せねばならないかと。

怒涛の6連勝でがっちり首位固めをする秋田、そして無配を継続してカターレに代わって2位浮上を果たした栃木。
一挙手一投足というか、目先の試合だけで判断するのも視野狭窄というものかもしれませんが、それでも。
そんな目先の試合の積み重ねが、ゆくゆくはシーズンの結果となって表れるのだから。
悲観する必要はないにせよ、だからといって楽観していいわけではありません。
獲るべき勝ち点を失ったこと。
勝たねばならない試合を落としたこと。
相手のあることではありますが、それでも。
危機感をもって対処せねば。
取り返しのつかない状況になってからでは遅い、猶予など有って無いようなもの。
4月がそうであったように、このままズルズルと勝ちなし、なんてことに陥らないとも限らない。ならば、修正はなるだけ、いや、すぐに。
もういちど、勝ち切る強さを発揮するだけの力を、見せねばなりません。