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行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第7節  福島ユナイテッドFC戦

2017-05-06 19:59:54 | カターレ富山
僅かな隙を突かれて失点、同点に追いつくことには成功したものの、勝ち越すことができないままにドロー決着に終わった前節。課題である決定力不足をまたも露呈するかたちで3戦連続勝ちなしという、どうにもこうにも不本意な状況。
そんな流れを断ち切り、再び勝利を、勝ち点3を積み上げていくために。ホームに福島ユナイテッドFCを迎え、再起をかけて対戦します。
リーグ戦未勝利に終わってしまった4月は、取り戻せない。ならばこそ。5月の4戦を全て勝つ意気込みを、実際に勝利という結果につなげていかねば。

シーズン開幕を連勝でスタートし、カターレが成し遂げられなかった4連勝で首位にも立った福島。
しかし、県選手権で敗れて天皇杯県代表の座を逃し、リーグ戦でも連勝ストップ。さらに前節はそれまで無得点で最下位であったガンバ大阪U23に初ゴール・初勝利を献上するかたちで敗れ、今季初敗戦。順位としては2位にこそつけているものの、不本意な流れに晒されてしまっているという点で、カターレと似たような境遇にあるとも言えるかと。
今節は、お互いにとって現状を打破して勝利を再び手にせねばならない、大事な試合。
それでも、その願い通りに勝つことができるのはどちらか一方のみ。ならば、それを成し遂げるのはカターレでなくては。
とはいえ、なかなかに難敵であることは確かであって。
昨季は2戦2分けと、接戦を制することが出来ず。相性というものは、どうにも良くない相手という印象。
どちらも今季就任1年目の新監督の下でのチームとなりますが、J初采配の浮氣監督に対し、大分、清水に続き福島が3クラブ目となる田坂監督。当時とは選手もかなり違っているとはいえ、大分を指揮していたときに富山戦を経験しているぶん、田坂監督もしっかりと腰を据えて今節に臨んでくるであろうことは想像に難くありありません。
いわゆる昇格争いライバルクラブではありませんが、むしろ、だからこそしっかりと警戒しなければならない相手であろうかと。
「それなりに」というプレーぶりでは、昨季同様に良くて引き分け止まり。敗戦を喫してしまったとして、驚くにも値しないでしょう。
だからこそ。
それでなくとも、ここ3試合連続で期待に応えられていないのだから。ホームのファン・サポーターに勝利を届けるという使命を果たすためにも、勝たねばならない理由しかありません。

期待したいのは、窪田。
3戦連続勝ちなしという現状がJ2復帰を目指すチームにあって好ましからざる事態であることは、火を見るよりも明らか。だからこそ、それを打破していくため、ピッチ上で引っ張っていく選手、旗振り役となる選手が不可欠なのは自明。その役割をしっかりこなしてこその、キャプテンでしょう。
自身のプレーを十全にこなすことはもちろんとして。フィールド上でしっかりと状況を見極め、いかに勝利へと連なる道を示していくのか。その手腕がいまこそ問われるときかと。
前節の同点ゴールへとつながった、ここぞというタイミングでの絶妙なスルーパス。その成功で得た体験を、経験値を、是非とも今節の勝利に向けて、しっかりとフィードバックせねば。
もちろん、他を活かすだけでなく、チャンスと見たならば果敢に自ら仕掛けてほしいです。そうやって、「勝つために点を獲る」という基本中の基本をチームに示し、そのために何が必要かの指針となってほしい。そう願うばかりです。
そして、攻撃陣ではパブロ。
前節も、なにか迷いながらのプレーであったような印象を受けました。ストライカーとして、何は無くとも得点を挙げて勝利に貢献する!という姿勢が、残念ながら十分でなかったように思えました。
富山新庄クラブ戦でハットトリックを挙げたものの、リーグ戦では未だ無得点。
その壁を、乗り越えるでもぶち壊すでもいい、己の力で、しっかりとクリアしてほしいです。
チームに必要とされている。ならば、その信頼に自らの力をもって応える。そのためにやるべきこと―――すなわち、ゴールを挙げて勝利に貢献すること。
きっかけ待ちの状態かと思います。
だからこそ、そのきっかけをつかむのは、いつ?今でしょ。
カターレ富山の一員としての意義を、その力で示してほしい。カターレ富山にパブロあり、という他クラブから脅威として認識されるような、そんな存在となっていくために。

勝てば、順位が入れ替わる大事な一戦。
そういった、ただの1勝以上の価値を持つ戦いに・・・残念ながら、去年はそういった試合を落とし続け、それがJ2復帰失敗に直結してしまった。
だからこそ。
繰り返しては、ならない。この一戦に勝利する意義をしっかりと捉え、その上で結果を出すこと。
ホームのファン・サポーターの期待に応えるということはすなわち、とりもなおさず、こういった試合に勝つということにほかならないでしょう。
だったら、勝つしかない。
これまで通りで何も変わらなければ、良くて引き分け止まり。普通に負けることもあり得る中、上昇になど至りはしないでしょう。
だったら、勝つしかない。
同じような状況で勝利をもぎ取りに来る福島。それを、福島以上の気概でもって返り討ちにしなければならないのだから。

もっと、あたりまえに得点を挙げ。もっと、あたりまえに勝つために。
見たいのは、善戦じゃない。勝ち切る試合。
勝たねばならない理由しかないなら。勝ち切る以外にありますまい。
ならば、勝て!
勝って、開幕連勝がまぐれでなかったことを、上位戦線で戦うに値するクラブとして、いずれは首位に返り咲くクラブとしての証を立てろ!!
必勝の覚悟で挑め!
勝たれ!!!!富山!!!!!!