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「猿投」の由来・・・その1

2012年09月28日 | Weblog

銅鐸というのをご存知でしょうか。

銅でできた鐘のような、歴史の教科書に載っていた、あれ、です。

それに似た鉄製の鉄鐸というのがあります。で、これの読み方が、オホスズ、ヌリデ、サナギなど。

サナギ。

鉄鐸(サナギ)を表す漢字もいろいろあるようです。

真城、猿啼、猿毛、佐鳴・・・。

そのひとつが猿投。

猿投神社のご神体が銅鐸のようなものであることがそれを裏付けるようです。

しかし、なぜわざわざ「猿投」という漢字が使われるのか・・・。

 

 

一方で、猿投神社には、

「(神社に今も祀られている)景行天皇が伊勢国へ赴いた際に、かわいがっていた猿が不吉なことを行ったので、海へ投げ捨てた。その猿が今の猿投山に籠もって住んだとされることから、"猿投"と呼ばれるようになった」

との言い伝えもあるようで。これもなんだかこじつけのような気もしないでもない。

 

延喜式神名帳には、「狭投神社」という字が使われていたらしいのですが、そもそもこの神社、

その昔は猿田彦命を祀っていたというからその名残りから猿の文字が使われているのかもしれませんね。

 

またいずれ、調べが進んだら、その2を書いてみます。