北朝鮮のミサイル

2日には燃料の注入が始まりました。燃料の注入には2，3日要しますから、打ち上げは、4日におこなわれる可能性がおおきくなりました。日本政府は、今回の打ち上げを阻止しようと、いろいろ躍起なっていますが、打ち上げ阻止は無理でしょう。

北朝鮮は国際的な非難を浴びながらも、今回打ち上げを強行しようとしているのは、全世界に向かって、ミサイル技術を誇示する目的があるものと思われます。世界同時不況の影響をうけ、北朝鮮の経済は破綻寸前です。それでも、金のかかるミサイル打ち上げをこの時期におこなうのは、打ち上げを成功させて、ミサイル販売に活路を見出そうとしているからです。

ミサイル技術の輸出は薬物輸出、偽札製造とならび、外貨獲得の柱です。最近、前記の二つが、各国の取締りにより、難しくなってきた、現状では、残された唯一の外貨獲得の手段です。前回の失敗をうけての、今回の打ち上げは、北朝鮮という国の、存亡がかかっています。