小学校時代、「検便」の日は大変でした。兄弟が3人いますから、それはもう、朝から大変です。検便の日は同じですから、それに、田舎のトイレが汲み取りしきのぽっとん便所ですから、トイレでは、検便の便を採取できません。そこで、庭の片隅に新聞紙をひいて、その上に,ようをたしました。それからが、また、大変です。便をマッチ箱に入れなければなりません。そこら辺の木の枝なんかを使ってなんとかマッチ箱にいれこみました。いれすぎて、蓋を閉めるとき、手についたりして、もう大変でした。
昔は野菜ばかり食べさせられていたせいか、「カイチュウ」持ちの子が、必ず2~3人はいました。クラス全員の前で、先生に呼ばれて、カイチュウの薬を取りに先生のところへいきます。中には、「サナダ虫」なんかが、いる子もひとりぐらいいます。このサナダ虫でもいたらたいへんです。クラス全員の罵声、と歓喜に包まれて、薬をもらいに、先生のところへいきます。
今なら、完全にいじめの対象でしょうねえ。昔は、いじめなんてなかつたなあ。
昔は野菜ばかり食べさせられていたせいか、「カイチュウ」持ちの子が、必ず2~3人はいました。クラス全員の前で、先生に呼ばれて、カイチュウの薬を取りに先生のところへいきます。中には、「サナダ虫」なんかが、いる子もひとりぐらいいます。このサナダ虫でもいたらたいへんです。クラス全員の罵声、と歓喜に包まれて、薬をもらいに、先生のところへいきます。
今なら、完全にいじめの対象でしょうねえ。昔は、いじめなんてなかつたなあ。