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徒花な日々

無趣味な様な、でも多趣味な様な、
でもアツい王道展開は大好きですよ
そんなヤローの日常です

画力

2009-09-02 19:23:14 | 日記
マンガにおいて、ストーリーも大切だとは思うのですが
やっぱ画力って武器だよなー。
とそんな風に思いました。
なんでそんなことを思ったかというと、
現在、週刊少年ジャンプで連載されている「ぬらりひょんの孫」というマンガを読んでいてのことなんです。

この作者、元々絵はうまいなーと思っていたんですが、
ちょっと前に京妖怪の頭として羽衣狐という妖怪が登場したんですね。
過去編で豊臣秀吉の側室、淀君として登場したときはなんとも思わなかったんですが、

現代版の羽衣狐様はヤバいです!

まだ、現代版は数えるほどしか登場していないし、セリフも一言二言だけ。
でも、今週、最後のヒキとして登場するだけで主人公側の修行イベントとかどーでもよくなるくらいに
全てを持っていっちゃうすごい存在感の絵なんですよね。
現代版の羽衣狐様が描かれるだけでマンガのインパクトが全然違うというすげーキャラになってます。
てか、現代版の羽衣狐様だけ明らかに他のキャラとは描かれ方が異質だし。

絵だけでもう既に、京都の妖怪のボスとして、またじいちゃんの代からの因縁の相手としての
強力なボスキャラとしては十分な存在感が出ていると思います。
てか、現代版の羽衣狐様が負けるとか、狼狽するとか、全くイメージできません。

羽衣狐様は人の生き胆をすする妖怪ですが
現代版の羽衣狐様にならむしろ積極的に生き胆吸われたいですもん!
絵で読者にこれだけのインパクトを与えられるんですから
やっぱ、マンガ家にっとって画力ってのは強力な武器ですよね~。

今週のぬらりひょんの孫、最後のページの羽衣狐様はぜひ見てみて下さい。

あ、ワンピースの尾田栄一郎先生は画力もストーリーももはや別次元の存在だと思います。
ここ1年くらいは毎週「今週のワンピースはヤベー面白れー!」って言ってる気がします。