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R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

1/18 ワイルド・スピード6 ハン・ルーとハーレー・ダビットソン XR1200 2008

2015-12-09 | 製作

第三回はハン・ルーとハーレー・ダビットソン XR1200 (Han Seoul-oh and ”Harley-Davidson XR1200 2008”)。

なぜかこのハンのフィギュアだけ「ワイルド・スピード3 東京ドリフト」の劇中でRX-7のボンネットに凭れて主人公ショーン(ルーカス・ブラック)の学校帰りを待ち伏せているときのポーズとファッション。ハンのRX-7が1/18で用意できればバッチリなんだけどハンのRX-7は1/43がグリーンライトから近日発売予定ではあるが1/18は未だ発売されていない。

それで「ワイルド・スピード ユーロミッション」でのハンのバイクを1/18で再現した。本編ではチラリとしか出てこないバイクではあるが色もオレンジにブラックとRX-7のようにハンのカラーというのが面白い。

マイストの1/18モデルXR1200をベースにキャストホイールをワイヤースポークホイールに変え、エキパイからサイレンサーまで写真をもとにプラ棒のスクラッチで作り替えた。ワイヤースポークホイールはNOREVのものを部分使用。リアカウルも変更、ブレーキワイヤー等も付加。エスコート製作の合間に約3日で仕上げた。マイストのモデルも近年のものはかなり良く出来ている。あまり緻密でなく大雑把でもなく改造するには適度のディテール。良くも悪くもマイスト・クオリティ。

      

 


1/18 ワイルド・スピード6 ブライアン・オコナーとフォード・エスコート

2015-12-08 | 製作

 第二回は準主役のブライアン・オコナーとフォード・エスコート。(Brian O’Conner and ”Ford Escort RS 2000 MKI”)

  しかし1/18のブライアンのエスコートはまだ発売されていないので どうにか既存の同サイズのエスコートを改造して作れないだろうか?と考えた。これが折しも入院中で暇を持て余していた時だったのでベッドの上でネットを使ってリサーチを重ねに重ね、退院したら実行することにした。

ミニチャンプスの1/18エスコート(ノーマル)をラリータイプに改造。以下主な改造点。

  1. フェンダーをラリータイプのようにパテで盛り上げる。
  2. 左ハンドルを右ハンドルに(インパネ改造及びステアリング部変更)
  3. ワイパーも右用に改造
  4. バケットシートに交換、リアシートを外す
  5. ロールバー(クロスバー)追加。Aピラー部分まで。
  6. 燃料キャップ改造
  7. 前後バンパー変更
  8. フォグランプ、キルスイッチ、マッドガード追加
  9. リムーバーで塗装を全部剥がしてリペイント、ラインも塗装(元の色は赤)
  10. ホイールを京商のものに交換(ワタナベホイール&ワイドタイヤ)

元がノーマルのストリートタイプなのでリアのバックライトが付いている。このモールドを削り取るのを忘れてしまい、気づいたのが終盤でそのままにしている。これらをほぼ1ヶ月でやり終えた。我ながらよく頑張ったと思う。製作中にグリーンライトから5月にARTISANシリーズで1/18ブライアンエスコートが発売されるというニュースを知ったが,そのことで製作のモチベーションが下がることはなかった。
 またミニチャンプスからも1月に同じカラーのラリータイプのエスコートが発売されるらしいが内装や細部は映画の仕様ではなく既発売のものと同じだろうと思う。

  1/18のダイキャストミニカーの改造は初めてだったが結構楽しめた。またやろうとは思わないが初めて気づくことも多く、失敗も含めて製作上非常に勉強になった。

      

 


1/18 ワイルド・スピード6 ドミニク・トレットとダッジ・チャージャー・デイトナ

2015-12-07 | 製作

 以前に「ワイルド・スピード ユーロミッション」(Fast And Furious 6  -2013-)の登場車1/18ダッジ・チャージャー・デイトナ がグリーンライト社から発売になるというので予約注文していた。というのもいつかこのシリーズのフィギュアを作ろうと考えていたからだ。ところがホビーデザインからこのシリーズのフィギュアが数種でていることを知りとりあえず1/18のドム、ブライアン、ハン、レティの4体を注文した。
 折しも入院している時で、あれやこれやと退院後の製作計画を練ることになったので入院中は退屈しなかった。
 それで今回から4回に分けてこれらのフィギュアとミニカーのコラボレーションを製作後記とともに発表していく。
 先ずこの「ワイルド・スピード」シリーズは1作目からリアルタイムで見続けているがこんなに超人物語になるは思ってもみなかった。もともと2作目と3作目はスピンオフみたいな作りでこれでシリーズは終わるのか?と思われたが4作目の「ワイルド・スピ-ドMAX」 からオリジナル・メンバー集結と銘打って息を吹き返した感がある、更に2作目も3作目も抱き込む形で強引に流れに引き寄せてしまった。それにそれぞれのキャラを際立たせてまるで「アベンジャーズ」か「エクスペンダブルス」のようなシリーズに生まれ変わっている。音楽でいったらメドレー(組曲)か?
 
第一回はシリーズ主役のドミニク・トレットとダッジ・チャージャー・デイトナ(Dominic Toretto and "Dom's Custom 1969 Dodge Charger Daytona")。
  このフィギュアのポーズは6作目の「ワイルド・スピード ユーロミッション」のポスターのポーズであるので彩色もそちらの写真にならった。ただパンツは映画の中のレザーパンツ風にしてみたが上下とも黒になってしまって面白みに欠けてしまった。おまけにショットガン(ベネリ ノヴァ)ももともとマット・ブラックなので頭からつま先まで黒一色。だから同じ黒でも光沢、半光沢、つや消し、タイヤブラックと塗り分けて変化をつけた。が、写真ではほとんど変わらないように見えるかも。このフィギュアは造形が素晴らしいが、原型はもっと大きなものでそれを3Dスキャンして1/18とか1/24にしたんじゃないのかなぁと思った。それくらいこのサイズにしては緻密である。チャージャー デイトナはグリーンライト製。ドアもボンネットも開かないARTISANシリーズ。

     

 


1/18マッドマックス2 インターセプター用フィギュア(改版)Custom Figure(R) for 1:18 MM2 Interceptor

2015-06-14 | 製作

 オートアートの1/18 インターセプターのディスプレイ用に製作したもの。
5年以上前に制作しこのブログでもたくさん閲覧いただいてきましたが(1/18 マッドマックス2 インターセプター用 フィギュア Custom Figure for 1:18 MADMAX2 Interceptor)、そのときから気になっていた部分を作り直してみた。ショットガンホルスターや双眼鏡、ポーチの金具等。しかしこうして作りかえても気になる点が新たに発生して増幅してくる。ものを作る人にはわかってもらえると思うが、自分のビジョンを形にするのに多少のズレが出てくるもの。それは技術不足だったりリサーチが足りなかったりとかいろいろだが、反対に窯変というような予期せぬ好結果もある。やっていくうちに発見することがあるからモノ作りはやめられない。

 よく3Dプリンターについて聞かれるが、個人的にはさほど興味がない。作っているモノが1/18以下の小さなものであるので部分的にどうしても誇張が必要になってくる。3Dプリンターは工業製品には極めて有効だろうが自分は「作家性」の方に興味があるのでどちらかというといびつなものの方がいい。映画にしてもCGが当たり前になってしまっている昨今、どんな驚異的なシーンでも観ている側の驚きがなくなってしまい最近ではCGで済むものもあえて実写にこだわったりCGにカメラの手ぶれを加える始末。このようにコンピュータはあくまでも使う人の道具にすぎないということに留まっていることに安心感を覚えるのは自分がアナログ人間だからなんだろうな。

その昔、学生の頃フリーハンドできれいな円や直線を板書する先生に感動感心したことがある。それも自分の原点。

       
※このフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
◎◎◎ 1/18マッドマックス2 インターセプター用フィギュア(Eタイプ) 




1/18 マッドマックス グース風 フィギュア  1:18 Custom Figure for MADMAX Car or Bike are modified

2015-04-05 | 製作

 以前1/24サイズでグースとバイクKwaka z1000を作ったとき1/18サイズの希望があり、同じデザインでスケールアップして作ってみたフィギュア。これは改造して作った1/18のKwaka z1000のマスコットフィギュアとするのがベストだろうが、オートアートの1/18MM2インターセプターを1作目仕様に改造したもののマスコットとしてもいいかもしれない。

1/24と同じく元にしたイラストが下から見上げるアングルで幾分誇張気味なフォルムだったのでリアルにするために勝手に自己解釈している。

なにせベルト類が多いので苦労したが、しかしそのベルト類がこのフィギュアの特徴の一つでもあるので、それぞれのベルトの端を意識してはね上げさせた。またミニチュアの常として部分的に誇張して大きめに作ったりしている。ヘルメットのチンガードと台座は固定しているが、1体だけチンガードなし台座なしも作ってみた。高さは約105mm。

        
※このフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
〇〇1/18マッドマックス インターセプター用フィギュア(Gタイプ)  

 


1/18 マッドマックス インターセプター用フィギュア Custom Figure for 1:18 MADMAX Interceptor(modified)

2015-03-04 | 製作

オートアートの1/18MM2インターセプターを1作目仕様に改造したものの演出用にと製作した左膝負傷バージョン。なるべく前かがみにしたくなかったので重心の置き方に苦労した。

 この作品はかなり前に作りかけたもののモチベーションがわかずずっと何年も放り出したままになっていた。企画してから完成までゆうに5年以上を経過してしまったが、それは自分のインターセプターを改造していなかったためで、車はいまだに出来上がっていない(汗)。なので車との2ショット写真は借り物写真。

 今回の完成に多大に影響を受け、お世話になったのがこのサイト。

http://www.geocities.jp/masahiro_arita512/

1/18ミニカーに特化したコレクターでこちらも見事なコレクション。制作上とても刺激になった。あまりにミニカーの改造がすばらしいので、マスコットフィギュアとして「負けないように、でも出しゃばらず」を製作ポイントとした。

     
※このフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
◇◇ 1/18マッドマックス インターセプター用フィギュア(Dタイプ) 


1/43 ‘エレナー’1973 マスタングとフィギュア(1:43 ‘ELENOR’ 1973 Ford Mustang and Figure)

2015-02-27 | 製作

 以前戯れに作ったフィギュアが縁で1/43専門のミニカー・コレクターの方と知り合うことができた。そのコレクションは見事といか言いようがない。(ブログはコチラhttp://143cuin.blog.fc2.com/)特にマスタングに思い入れがあるそうで、彼自身の最重要作品のひとつが「バニシング in 60”」というのでH・B・ハリッキー演じるエイドリアン・ベイスのフィギュアを作ってプレゼントすることにした。

「バニシング in 60”」”Gone in 60 Seconds”(1974)はほぼ後半40分がカーチェイスという知る人ぞ知るカルト映画で熱烈なファンも多く、リメイクされた「60セカンズ」”Gone in 60 Seconds”(2000)は似て非なるものである。もちろんオリジナル版はカーアクションもCGなしのドキュメンタリータッチだがリメイク版はどうも作り物の感がぬぐえない。とにかく旧作は結末もスッキリしている。私もオリジナルのほうが好きだなぁ。

そして昨年リリースされたブルーレイ版にはリマスターされたDVDになったときに(版権がらみ?で)無くなっていたオリジナル版のカントリーミュージックが日本語吹替版で復活しそれを聴くことができるのが嬉しい。なぜかカーチェイス主体の映画にはカントリーの軽快感が似合う。トランザム7000”Smokey and the Bandit”(1977)もそうだったな。

この1/43マスタングはグリーンライトからリリースされている。1/43のエイドリアン・ベイスのフィギュアは約二日で作り上げたがこれだけ小さいとどうしても粗っぽくなるので雰囲気を似せるのが精一杯。細身のパンツ、ヒール、長髪とか70年代っぽい感じを出してみたつもり。1/43サイズを作ったのはこれで二体目だが結構楽しみながら作れた。このサイズのフィギュアもこれから作ってみたい。

   


母豚と仔豚たち~授乳 (Pig mother and her babies - Breastfeeding)

2015-01-09 | 製作

自作の豚フィギュアです。

昨年の年始挨拶代わりに作った木馬のフィギュアが好評で、毎年干支のフィギュアを作っていこうと決意しました。しかし今年は喪中につき年賀状を出せない状態になってしまったので、モチーフを干支の羊ではなく「豚」にしました。

豚の置物はアジアでは縁起の良いものとされているそうですが、近年の日本の少子化に抗うべく安産・子孫繁栄を願って親豚仔豚にしました。

親子豚のフィギュアはすでにたくさん作られています。これまでにありそうでない形としてたくさんの仔豚が並んでおっぱいを飲んでいるものが作りたくて取り掛かったものの、結果多少の妥協をしてこのような形になりました。
実際は上下二段でこの倍の仔豚がぶら下がっているものですが、あまり複雑になり過ぎるのでそこは省略して一段にしました。少々の嘘が入ってもそれらしく見えればOKなのです。
外径85mm×85mmの小箱に入れました。小さすぎて、ひしめき合う六匹の仔豚の造形には苦労しました。

去年は喪失感の一年でしたが、今年は無くした心の空白を埋めるような満ち足りた一年でありますように。

みなさんにとっても実り多い良き年になりますように。

 


 

 


マッドマックス ジム・グースとバイク (1/24)  MADMAX Jim Goose & His Bike -kwaka z1000-

2014-01-22 | 製作

大脱走のトライアンフを改造して以来二度目のミニチュア・バイクのカスタム化、それがこの写真マッドマックス1作目のグースバイク。

食玩の「少年マガジンCUSTOM BIKE COLLECTION」研二Z2ド初期仕様 をベースにカスタムで作りこんでみた。ホイールだけZ750FXのものを転用。
 まずカウルの製作に時間がかかった。いろんな方の作例を参考にさせていただきました。既存のモデルに違和感なくフィットさせるのが難しかった。
 他、テールとイグゾーストパイプ、マフラー、ハンドル、チェーンカバー、サイドカバー等が主な製作改造箇所。無線機やバックステップも作りこんでみたがあまりに小さすぎて取り付けに苦労した。
 ブレーキチューブやメーターワイヤーも0.38のリード線で付加。リアのアンテナはギターのスチール弦(012)を使用。

フィギュアの方はパンフや宣伝イラストの有名なポーズをグースのリアルな衣装に代えたもの。リアルにいけばショットガンはマックスのものなんだろうけど。
とりあえず試作として1体組んでみた。

 

 

        

 

 


あけましておめでとうございます Happy New Year 2014

2014-01-02 | 製作

9月下旬からどうにもまとまった時間がとれなくて、もたもたしているうちにあっという間に新年を迎えてしまいました。

無沙汰と賀状を出せなかった不精と非礼を詫びつつも、今年もよろしくお願いします。

委託を受けているものや期待されている例の作品はちゃんと進めておりますのでご心配なく。

 

今年から干支の小物フィギュアを作ってみようと試しに揺木馬のミニチュアを作ってみました。

今年はこの手の小物も手がけていく予定です。