R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

なにげない花 コスモス

2010-10-16 | 日記

 秋の風景、いわし雲とコスモス。

 秋の花といえば一般的に菊やコスモスがあげられるが。コスモスはその名からも外来種であろう。秋桜と書くが桜のようにパッと散るような潔さとは程遠いし、特に目を引くような花でもない。歌の文句じゃないけれど「なにげない」という形容がぴったりな気がする。しかし季語にもなるくらい季節を喚起させる花であることは間違いない。

 葉や茎の部分がごちゃごちゃしてあまりきれいじゃないので花だけでトリミング。

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1/18 ポルシェ917K用ドライバー フィギュア Custom Figure for 1:18 Porsche 917K“Gulf Team”Version

2010-10-06 | 製作

 オートアートの1/18 ポルシェ917K #20を展示するときのマスコットフィギュアとして製作。

「栄光のル・マン」(‘Le Mans1970)をモチーフに、レースが始まる前の静かに高まってくる緊張感を表せないかと思って製作した。

「栄光のル・マン」という映画はスティーブ・マックイーン主演ではあるが、あくまでもレースがメインである。ドキュメンタリー風な作りの中で、事故死した友人の妻そしてライバルとの絡みなどの個人の物語は淡々と語られていく。ル・マンという巨大なレースの中では個々の物語はそれほど大きな意味はもたないかのよう。マックイーン扮するマイケル・デラニーはレースにのめり込む男の心情を理解できない未亡人に「レース以外の時間はレースのための“待ち時間”」と語る。レーサーのマックイーンだから作り得たレース映画の傑作だと思う。このデラニーの台詞をどう理解するか感じるかでこの映画の好きさ加減が変わってくるんじゃないだろうか。

   

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