R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

1/18「大脱走」ヒルツ大尉とトライアンフ(1/18 Captain Hilts and Triumph TR6)

2022-02-20 | 製作

 前に1/12のヒルツ大尉を作った時、1/12のドライビング・ポーズの希望が多かった。しかし自分としてはA2ジャケットが作りたいと思っていたのでそちらを優先した。そしてミニチャンプスのトライアンフのモデルが期待していたほどのものでは無かった(期待しすぎていたこともあるのだが)ので食指が動かなかったこともある。このバイクは1/24で作ったことがあるので1/18の改造しやすいモデルがあればとずっと思ってきた。この際自分の腕試しと思って大幅な製作に踏み切った。バイクについては前回の通り。

 今回のフィギュアはキックスターターに右足をかけるポーズ。そして左手はハンドルをしっかり握り右手はブレーキレバーに指をかけるようにした。ドライビングポーズのフィギュアは作るたびに思うのだが、それぞれ微妙な個体差があるためジャストフィットさせるには最終的に調整しながら合わせるしかない。特にバイクの場合両手両足にお尻と5点を考えないといけないのでややこしい。フィギュアで今回いちばん気をつけたのは肩のラインが自然に見えるようにすること。バイクとフィギュアのセットで考えて製作したので、台座も芝生風にしてヴィネット(ミニジオラマ)に仕上げた。
 傍にはドイツ語の「止まれ」道路標識を追加した。

 


1/18大脱走のバイク トライアンフ (1/18 Triumph Trophy 6 of “THE GREAT ESCAPE”)

2022-02-12 | 製作

 映画「大脱走」のアイコンでもあるオートバイを1/18で作ってみたいと思い続けて十余年。前回はなんとか新年のあいさつに間に合わせるために急いだところもあるので、あれからまた細かいところを直しながらようやく完成にこぎつけた。製作にあたってはレプリカを含め色んな画像を参考にした。実車はTR6をベースに改造されたらしいが、TR5のパーツも一部使っているようにも思われる。特に意識したのはオフロードタイヤにすること、ハンドルの形と位置、リアの荷台とステー。パーツは全部で35個にまで膨らんでしまった。

フィギュアも原型製作は終了しているが、先ずはバイクだけお披露目します。

「大脱走」のバイクはミニチャンプスから1/12のモデルが出ているだけだがその質感がイマイチ。もう少し金属っぽくできないかなとずっと思っていた。ヘッドライトとリアランプはクリアパーツを仕込んである。元にしたのはマイストのモデル(ボンネビル120)だがリムホイールとスタンド以外は全て改造、製作している。ブレーキワイヤーなどは0.36でディテールアップ

このバイクはあくまでもフィギュアを作るためのものなのでキックスターターのペダルは起こしてある。

次回はフィギュアを加えたヴィネットの形で。