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R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

1/24 マッドマックス 怒りのデスロード フィギュア 1/24 Custom Figure “MADMAX Fury Road”

2016-06-24 | 製作

 撮影が幾度も中断されながらもようやく完成をみた「マッドマックス」シリーズ4作目「マッドマックス 怒りのデスロード」("MADMAX Fury Road" 2015)、そのブルーレイに同梱されたインターセプターと並べて置きたくて製作した。
 先ずこの映画は封切時に劇場で観たが、観終わった途端に迷わずシリーズ最高作と位置付けた。50を過ぎてこの手の映画に我を忘れるほど入り込めるとは。ストーリーはほとんどないようなものだが、圧倒的な映像と音響で最後まで一気に見せる。アクションシーンはCGをいっさい使っていないという。何より監督のジョージ・ミラーが70歳を過ぎてもこういう映画が撮れるということが驚きだった。
 このインターセプターはドイツのマネキン社のもの。ミニカーというより文鎮(ペーパーウェイト)。しかも本体以上の重さの斜めにせりあがった不思議な形の台座が付いている。劇中ではこの車は冒頭で敵の襲撃を受け大破し敵によって改造されてしまう。車は改造前のスタイルになっている。シリーズ2作目で爆発したインターセプターが4作目で復活したということはこの車がシリーズのアイコンであることを監督自らも認めたということか。
 車は1/27くらいの縮尺ではないかと思うがフィギュアは1/24で作ってみた。冒頭の再現を試みたので風貌は長髪に髭面。ただこのフィギュアは正面から見ても面白みに欠け、背後にあるチューブの付いた器具がアクセントになっているので背を向けて飾る方がいい。背面が正面?ということ。インターセプターも前方より後方からのショットの方が魅力的ではある。

 この映画では明らかにマックスよりフュリオサが、車ではインターセプターよりウォー・タンクが主役と思えるので、そちらの2ショットも作ってみたい。

     

 


1/18 ワイルド・スピード7 デッカード・ショウと1/24ジャガーFタイプ クーペ

2016-06-20 | 製作

 ホビーデザイン第八弾は「ワイルド・スピード スカイ・ミッション」(Fast And Furious 7 -2015-)でジェイソン・ステイサム扮する弟の復讐に燃えるデッカード・ショウ(Deckard Show)と彼の車 ジャガーFタイプ クーペ(Jaguar F Type Coupe)。この車は冒頭の病院を破壊して立ち去るシーンに出てくる。
 前作のラストでハンのRX-7を衝突横転させて殺害し、そのぶつけた車からにステイサムが出てきた時には正直びっくりした。(前作ではイアン・ショウという名前でであったがなぜか今作ではデッカード・ショウと名前が変わっている)

 このデッカードは爆薬やマシンガン使い放題といったキャラクターなので、このフィギュアのように拳銃を持つのはそのキャラからすると少しおとなしめでスケールダウンの感は否めない。ここはマシンガン(できればランチャー付)を持たせて欲しかった。ちなみにこの拳銃はベレッタで映画「トランスポーター」シリーズと同じの銃なので、汎用フィギュアとして使われることを考えて作られたのかもしれない。
 このフィギュアは首のパーツがきつく、はめ込むのに苦労する。
 フィギュアは1/18車は1/24とスケールは 異なるが今回はそのまま加工はしていない。ミニカーはWelly製。

     


1/18 ワイルド・スピード6 ミア・トレットと1/24アルファロメオ ジュリエッタ

2016-05-30 | 製作

 第七弾はドミニクの妹でありブライアンの恋人のミア・トレット(Mia Toretto)。そして「ワイルド・スピード ユーロミッション」(Fast And Furious 6 -2013-)でラストの軍用貨物機でのアクション・シーンでブライアンと彼女の乗るアルファロメオ ジュリエッタ(Alfa Romeo Giulietta)

 先ずフィギュアの衣装に戸惑った。このジーンズにノースリーブのチュニック?という衣装はシリーズ何作目の映画からだろうと探したが映画の中の衣装ではないみたいだ。FF4かFF5あたりのプロモーション写真でドム、レティ、ブライアン、ミアと4人で写ったショットがある。その写真が元だと思われる。彩色はそちらの写真を参考にした。このシリーズのフィギュアではハンとこのミアのフィギュアだけバランスの関係で自立が難しいため台座を設けている。

 アルファロメオ ジュリエッタはブラーゴの1/24サイズのダイキャスト・モデルにホイールだけ映画で使用されている物に近い型(エンケイ GTC01RR )に交換した。
 最初の見出しの画像はフィギュアと車の縮尺の違いをそれぞれ調整してつりあいをとって合成した。下の2.3枚目は調整しないそのままの写真。
 ポール・ウォーカー亡きあとミアの出番もなくなるのだろうか。そんな心配を払拭すべく次回作でのシャーリーズ・セロンの参加が発表された。このシリーズはどこまでスケールアップしていくのだろう。

 しかしコンパクトカーというのはトヨタのヴィッツやアクア、ホンダのフィットに限らず、このジュリエッタにしても不思議とてデザインがみんな似ている。大衆車は没個性の時代だね。

      


1/18 ワイルド・スピード6 ジゼル・ヤシャとドゥカティ モンスター696

2016-05-29 | 製作

 お待たせしましたホビーデザインのワイルドスピードフィギュア シリーズ第六回は「ワイルド・スピード ユーロミッション」(Fast And Furious 6 -2013-)からジゼル・ヤシャ(Gisele Yashar)とドゥカティ モンスター696(Ducati Monster 696)。

 ハンと恋仲になってしまったためにシナリオの都合上からか?この回で死ぬことになってしまったのは惜しまれる。
 好きなキャラなのでどうしてもドゥカティと一緒に並べたかった。

このフィギュアは革ジャンの中に首をはめ込むようになっているが、これがなかなか骨が折れる。熱湯にくぐらせて柔らかくしてもはめ込むのは無理でかなり削り込むことになった。これから製作される方は注意されたし。劇中で着ているTシャツは実際は確かグレーと思うがあまり地味なのでメタリックブルーで塗ってサテンのような感じにした。
 ドゥカティ モンスターはマイスト製のSpecial Edition版1/18モデルの696を改造。タンクとエンジン部を除きシート、バックステップ、マフラーとほとんどの箇所を改造したが映画で使用されたモンスターはとりわけリアのホイールがドゥカティ独特の湾曲したキャストホイールで、しかも10本スポークなのでこの部分の製作に大変苦労した。あとヘッドライト上部のメーターのシールドも新たに作った。サイレンサーのテルミニョーニのステッカーはデカールで表現。

このバイクは映画ではハンのハーレーと同じく、出たかと思うとあっという間に大破してしまう。ドゥカティ ファンから顰蹙を買ったらしいが、画像資料が少ないので製作に苦労して完成までに3カ月かかってしまった。
 最後に2枚ほどジゼルのドゥカティとハンのハーレーとのツーショットをアップする。

                 

 


1/18 ワイルド・スピード6 ルーク・ホブスと1/64ナビスターMXT

2016-03-06 | 製作

 新年年明け早々に発売されたホビーデザインの新作フィギュア。「ワイルド・スピード ユーロミッション」(Fast And Furious 6 -2013-)からFBI特別捜査官ルーク・ホブス(Luke Hobbs)そして彼の乗るナビスターMXT(Navistar MXT)。この車は防弾ガラスや防弾パネルを装備した地雷までも防ぐというジープやハマーとは違ったコンセプトで作られた対テロ仕様になっている。できれば1/18で欲しいところだが残念ながら現在はマッチボックスから1/64しか出ていない。

 それで見出し写真は縮尺を合わせて合成してみた。実際のミニカーの大きさは2枚目の写真。こんなに小さい。それで3,4枚目はジープのレスキュー用車両とのツーショット。とりあえず雰囲気作りのためにこのジープと並べて展示している。このジープは1/18だが、比べてみるとナビスターMXTがいかにバカでかい車かがわかる。

 フィギュアの彩色ではホブス役のドゥエイン・ジョンソンのトレードマークでもある両腕のタトゥーをデカールで再現してみた。

       


マッドマックス イエロー・インターセプター(1/24) MADMAX Yellow Interceptor

2016-02-20 | 製作

 映画「マッドマックス」("MADMAX" 1979) シリーズ1作目の冒頭シーンでマックスの乗るパトカー。アオシマのキットをBroken Herosさんのトランスキットで改造。

4,5年くらい前に作り始めたもののアオシマのプラモデルのボディを切り取り接着しないままにそのまま放っておいた。一昨年くらいに見てみたらトランスキットのレジンパーツが縮んでしまっていて、ジャストで切り取ったボディと2mm程度の隙間が開いていた。あわててプラ板やパテを使って接着した。レジンが縮むことは知っていたがここまでとは思わなかった。トランスキットのようなレジンとは違う他の素材と組み合わせるようなものはあまり間をおかずに作らないと後の合わせがあとあと大変になるということが良くわかった。反省!

トランスキットが縮んでいたために全体的に微調整していった以外には特別手を加えていない。レインガーターをプラ板を切り出して作ったくらい。

今回のキモはボディ塗装。黄色をきれいに出すのと赤白紺のトリコロールカラーの塗り分けに腐心した。仕上げはウレタンクリアー。

8年前の製作当初から考えていたドライバーフィギュアはサングラスをかけたタイプ。ただトランスキットのシートに合わせるべく調整には苦労した。 

 最後に1/24「マッドマックス」の連作もこのイエロー・インターセプターで一区切りついたので一連の作品を並べて撮影してみた。次なるターゲットは「マッドマックス 怒りのデスロード」

     


 


ブルースマン フィギュア ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix as blues man)

2016-01-11 | 製作

 これは十年以上も前に初めてフィギュア製作に本格的に取り組んで作ったものである。今回この12弦ギター(ゼマティス)のデータが入手できたので1/15サイズで作り直して全体をリニューアルしてみた。ただギター以外の部分はほぼ昔のままである。
 ジミヘンといえばエレキギターのイメージが強烈でアコ―スティックは珍しいが、このポーズも有名で70年代初期に出たこのイラストのアルバムジャケットを見た時からジミヘンの別なイメージとして脳裏に焼き付いていた。
 ジミヘンはロックスターではあるが私は彼はやはりブルースマンだったと思っている。彼の音楽性などについてはここでは語りません。私自身ブルースが大好きで、当時ブルースマンのフィギュアを作っていこうと考えてその第一弾として題材に選んだのがこれだったということ。弾き語りの雰囲気が出ればと、音が聴こえるようにできればと思いながら作った。自身の制作においては何より雰囲気を第一に考えている。雰囲気が出ないまま中断してしまったものは数多くある。
 今年は初心に帰るということでブルースマンのシリーズを再開させたい。次回予告ということでもないが現在ギブソンL-1を1/15で作っているが、このギターといえばあの人ですね。乞うご期待。

      

 


1/18 ポルシェ356スピードスター用フィギュア Custom Figure for 1:18 Porsche 356 Speedster #71

2015-12-21 | 製作

 オートアートの1/18 ポルシェ356スピードスター#71用のドライビングフィギュアとして製作。一年くらい前に作ったもの。このポルシェ356はオートアートのスティーブ・マックイーン シリーズのうちの一つでゼッケンは71。参考資料を探しまくったが該当する写真が数葉しかなく制作にかなりてこずった。60年代初期だろうか、昔のプライベートレーシングの写真でカラー写真は2枚のみ。ヘルメットもゴーグルもかなりクラシカルなデザイン。レーシングスーツもツナギなのかジャケットなのかさえ不明。

 レーシングカーのフィギュアは乗用車と違ってハンドルをしっかり握らないといけないのでややこしい。乗用車だと手をハンドルに添えるだけでそれらしく見えるのでセッティングも楽なんだけど…。というわけで上半身と下半身を分けて、両手をハンドルにしっかり噛ませるようにセッティングさせることにした。

黒いボディに赤いレーシングスーツが印象的。

     

 


1/18 アウディA8W12用トランスポーター風フィギュア 1:18 Custom Figure for Audi A8W12

2015-12-11 | 製作

 京商の1/18 アウディA8W12用に作ったフィギュア。

 「トランスポーター」シリーズの新作が今年公開された。しかしこれは初代のフランク・マーチンをモチーフに作ったもの。初期三部作(「トランスポーター」Transporter-2002-、「トランスポーター2」Transporter2-2005-、「トランスポーター3アンリミテッド」Transporter3-2008-)はジェイソン・ステイサムの出世作となりそのファッションすら彼のイメージを決定づけた作品。彼の商売道具でもある車は1作目はBMW735i、2作目がAudi A8W12、3作目がAudi A8 L W12 6.0quattro(S8仕様?)。唯一外観がホイールも含めて一致する2作目のAudi A8W12 (6.0quattro)を入手できたので製作に踏み切った。京商のAudi A8 L W12 はナンバーはAudi A8W12だがヘッドライトやテールライト、ホイールが異る。
 展示するにあたってフロントのプレートを剥がし(修正して塗装し直し)、リアのナンバープレートをつけてみた。京商のこの車種は今ではかなり入手困難となっている。細部にこだわらなければ京商のAudi A8 L W12やオットーモービルのBMW 750i、マイストのLamborghini Murcielago Roadsterなどの1/18モデルと合わせてもいいかもしれない。大味ではあるがMOTOR MAXというところからも1/18のA8(3.8quattro)が発売されている。こちらは外観ではヘッドライトやテールライト、ホイールの形状も一致するが、あまり市場には出回ってない。現在ではマイストのムルシエラゴあたりが比較的に安価で入手しやすいかも。最後の写真がムルシエラゴとのツーショット。

 本来この主人公は拳銃はほとんど使わないし、性格的に自ら攻撃的なタイプではない。しかしポスターやパンフレットの写真はなぜか二丁拳銃でもある。(しかも跳びはねまくっている)ので、フィギュアは演出の意味で銃を持たせてみた。ポーズも上目遣いにする以外は別に決めていなかったので極めてシンプルなポーズになった。

        


1/18ワイルド・スピード6 レティ・オルティスと1/43ジェンセン・インターセプター

2015-12-10 | 製作

 第四回、最後はレティ・オルティスとジェンセン・インターセプター(Letty Ortiz and 1/43”Jensen Interceptor 1971”)。

ジェンセンのインターセプターは1/18 が近日レジン製のものが発売されるらしいが、フィギュアに合わせるなら大幅な改造が必要になるのでそこまで追いかけるつもりはない。ここは既存のオックスフォードの1/43のミニカーを改造することにした。

もともとイギリスの車なのでミニカーは右ハンドルだが劇中車は左ハンドルなので左に改造。シートもバケットシートに変換。このサイズなので内装の改造はここまで。外装では前後のバンパーを外しドアミラーも外す。両サイドのガーニッシュ下あたりにマフラーを付ける。ボンネットにエアインテークを付け、ボディにラインを入れる。リアに黒いバンパー?をつける。ホイールはスカイラインのラリー車から転用。

なんちゃってジェンセンの出来上がり。製作期間約3日。

 最後に今回のフイギュアのそろい踏みの写真もアップする。総括としてフィギュア彩色は宣伝用ポスターに習ったが暗めの色が多かった。それはやむを得ないとして、造形が素晴らしかったのでそのモールドを活かして塗り過ぎないように描き込み過ぎないようにということを心がけた。不満も残るが彩色はまずまずの出来ではないかと思う。