2007 紅葉 Ⅵ

2007 １１月２８日　哲学の道近辺にて。


いやはや　手首捻挫が暮れでなくて良かったよ。
それはそうと…
おれの座ってる所は　西を向いて座っている。
居間の向こうは　居間より広い部屋が有り　道路に面している。
窓はスリガラスで　柵が付いている。
一昨昨日　おれの対面には　おんちゃんが居て　二人で話していた。
何気に目線を窓にやると…
？？？　柵の上を猫が歩いている影が！
そのシルエットは　尻尾がちょっと短い。
話の途中「小次郎！」って叫んで　裸足で玄関に飛び降りて表に出たけど　もう姿は無かった。
小春と言い　小次郎と言い　逞しく生きているんだなぁ。

小鉄が帰ってきた事は　知ってると思うけど。
以前の小鉄は　高い所とかに上がって　見下す感じで　他の家族やおれ達を見ていた。
他の子猫達が遊んでいて誘われると　しぶしぶって言う感じで遊びに加わる。
つまり　フテブテシイ感じが強かった。
居間に来て座る所は　殆どおんちゃんの膝の上。
おれの膝には　寝ぼけて間違って座る以外　殆ど無かったんだ。
そして媚びない。
徹底的な東寺の猫の血を引いている猫なんだ。
それが一旦家を出て　自ら帰って来た時…
まるで　甘えん坊の子供より酷い（笑）
今現在　座って…胡坐をかいて…仕事とかをやっているから　座っている間は　殆どおれの膝の上だ。
で　鳴く。
鳴くのは当たり前だけど　甘えた声で　にぃ～にぃ～鳴くんだ。
おそらくは　人も車も魔物に見えたのに違いない。
鳴けど暮らせど　自動的に御飯は出て来ない。
水と御飯を探し続けて　ちょびっとの御飯を食って。
帰って来た時は　痩せこけて擦り傷だらけでさ。
ど田舎の子供が金も持たず　渋谷のど真ん中に居るようなもんだ。
よくも帰ってきたと思うよ。
甘えるのも　無理は無いわな。

星野ジャパン　カッコ良かったな？！
何だか　野球の原点を見た様な気がする。