京都が好き 写真が大好き by たにんこ

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竜馬 パートⅢ

2007年03月15日 09時36分30秒 | Weblog
竜馬

20代の頃 竜馬を知った。
司馬遼太郎の小説だった。
めちゃくちゃ驚いたのは この日本の基礎になるものを築いた事だった。
本来斬らなくてはいけなかった 勝海舟と出会った事で 竜馬独自の世界観が開けた事。
それを竜馬を変え おれを変えた。
この小説の中には 今のおれの座右の銘となる言葉が沢山出てくる。
「窮地に追い込まれた事で もう駄目だ…と思うと それは窮地じゃあなく 死地になる」
と言う言葉や
「物事を人より高い所から見ると 解決策は幾らでもある」とか。
動乱の幕末を生き抜いたからこそ 言える言葉だな。
おれは この小説と出会い 竜馬を知った事で「諦めるな」と言う事を つくづく思い知らされたし
今でも この「決して諦めるな」と言う言葉を忘れない事にしている。
生死の境を必死で生き抜いた名も無き志士達は 諦めると そこが死地になる事を充分分かっていた。
生を保障する物は何も無く 言葉 剣 己の体しかない。
カッコ付ける事なんか更々無いが 言葉 カメラ 体だけを使う方法しか知らないおれは
平成の動乱を どう生き抜くか それを模索中だ。
願わくば 竜馬のような男になりたい。
誰からも愛され 常識にとらわれず 決して奢らず 人と言う厄介なものを愛する…
背中にそんな看板を背負った男に おれはなりたい。

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