何だか一息ついたら すっかりと寝込んじまった。
12月31日迄は仙台のホテルに泊まり 翌1月1日は自分自身の御褒美にと
一年の願いも込めて 松島へとおんちゃんと向かった。
松島の手前の駅?の直ぐ傍の旅館に泊まった。
三日間の滞在だ。
その日の夕食は おんちゃんに内緒で豪華絢爛にしてもらうよう 旅館に事前に話しておいた。
が…出て来た料理を見てビックラこいた。
アワビ フカヒレ…おれも おんちゃんも 盆暮れ正月クリスマス&誕生日が
いっぺんに来た感じだった。
仲居さんに袖の下?を使ったのが良かったのか 一々料理の説明をしてくれた。
面白かったのは 翌朝の朝食の時。
大宴会場での朝飯時間。
おれも おんちゃんも飲み過ぎで 当然胃袋だって目が覚めていない。
が…朝っぱらから刺身が出て来た。
飯を食う前に じゃぁ 仕方ねぇ~~~な…と言う事になり ビールを飲んでいたら…
隣のカップルが やっぱり気になっちゃった。
何故かと言うと 服装がアンバランスなんだよな。
兄ちゃんは 髪の毛を三色に染めてツンツン立たせ 革ジャンに鎖だらけ 耳にピアスのパンクロック系。
しかも きちんと正座している。
姉ちゃんは…JKの制服のスカートの様な物をはいて 上は赤いセーターのタートルネックだ。
兄ちゃんは二十歳そこそこで 姉ちゃんの方は明らかに年上。
兄ちゃん「ね…」
姉ちゃん「なに?どうしたの?」
兄ちゃん「ちょっと…」
姉ちゃん「なによ!どうかしたの?お腹痛いの?」
兄ちゃん「違うよ…ここって 御飯の御代わり出来るんだべか?」
姉ちゃん「聞いてみないと分からないよ そんな事…」
おれは…御飯の御代わりって おかずの事を言っているんだな…と思った。
あっちこっちで「ちょっと!御飯のお代わり!」とか言っている。
それを聞いていた兄ちゃんと姉ちゃんは「おっ!御飯のお代わりタダだぞ!」と
急いで手を上げて 御代わりをした。
おれは悪いんだけど 噴出しそうだった。
兄ちゃん「うめぇ~……あのさ…」
姉ちゃん「なぁに?今度はなぁ~に?」と ニコニコ顔で聞いている。
御飯&味噌汁のお代わり自由が 余程気にいっちゃたんだろうな。
兄ちゃん「今日 家に帰るから」
姉ちゃん「あっ?何て?聞こえない!」
兄ちゃん「今日は家に帰る!」
姉ちゃん「駄目!駄目に決まってるでしょう!分かったね!!!」
兄ちゃん「はい!…ごめんなさい…」
おれとおんちゃんは 急いで大宴会場を出て部屋に飛び入り げらげらと大笑いした。
後からおんちゃんと話したけど 姉ちゃんは 余程あの兄ちゃんの事好きなんだな…と言う結論だった。
次の日 朝の大宴会場で…
またまた例の兄ちゃんと姉ちゃんが隣だ。
兄ちゃん「あのさ みんなが御飯だの味噌汁のお代わりしているけどさ 旅館潰れないかな?」
姉ちゃん「……知らない」
おれとおんちゃんの間に 仲居さんが来てこう言った。
「お料理は気に入って頂けたでしょうか?」
おれは「あぁ大満足だよ」と答えた。
隣のカップルにも 同じ事を尋ねてたら…
突然兄ちゃんが「ごめんね。お代わりばっかりして」と言う。
仲居さん「はっ???」
兄ちゃん「おれ御飯のお代わり 昨日から三杯もしてるんだ」
仲居さん「えっ???…あのぉ~」
兄ちゃん「いや お代わりばっかりしているから ここの旅館が潰れて…」
仲居さん「げらげら!何杯でもお代わりしても大丈夫ですよ。潰れませんから」
兄ちゃん&姉ちゃん「じゃぁ悪いけど お代わりお願いします」
姉ちゃん「いっぱい食っとけ」
兄ちゃん「うん!御飯うめぇ~なぁ~!」
姉ちゃん「いっぱい食って 体力付けて。昨日の晩と同じ事すんだからな」
おれとおんちゃんは ピンポンダッシュで部屋に戻ったよ。
12月31日迄は仙台のホテルに泊まり 翌1月1日は自分自身の御褒美にと
一年の願いも込めて 松島へとおんちゃんと向かった。
松島の手前の駅?の直ぐ傍の旅館に泊まった。
三日間の滞在だ。
その日の夕食は おんちゃんに内緒で豪華絢爛にしてもらうよう 旅館に事前に話しておいた。
が…出て来た料理を見てビックラこいた。
アワビ フカヒレ…おれも おんちゃんも 盆暮れ正月クリスマス&誕生日が
いっぺんに来た感じだった。
仲居さんに袖の下?を使ったのが良かったのか 一々料理の説明をしてくれた。
面白かったのは 翌朝の朝食の時。
大宴会場での朝飯時間。
おれも おんちゃんも飲み過ぎで 当然胃袋だって目が覚めていない。
が…朝っぱらから刺身が出て来た。
飯を食う前に じゃぁ 仕方ねぇ~~~な…と言う事になり ビールを飲んでいたら…
隣のカップルが やっぱり気になっちゃった。
何故かと言うと 服装がアンバランスなんだよな。
兄ちゃんは 髪の毛を三色に染めてツンツン立たせ 革ジャンに鎖だらけ 耳にピアスのパンクロック系。
しかも きちんと正座している。
姉ちゃんは…JKの制服のスカートの様な物をはいて 上は赤いセーターのタートルネックだ。
兄ちゃんは二十歳そこそこで 姉ちゃんの方は明らかに年上。
兄ちゃん「ね…」
姉ちゃん「なに?どうしたの?」
兄ちゃん「ちょっと…」
姉ちゃん「なによ!どうかしたの?お腹痛いの?」
兄ちゃん「違うよ…ここって 御飯の御代わり出来るんだべか?」
姉ちゃん「聞いてみないと分からないよ そんな事…」
おれは…御飯の御代わりって おかずの事を言っているんだな…と思った。
あっちこっちで「ちょっと!御飯のお代わり!」とか言っている。
それを聞いていた兄ちゃんと姉ちゃんは「おっ!御飯のお代わりタダだぞ!」と
急いで手を上げて 御代わりをした。
おれは悪いんだけど 噴出しそうだった。
兄ちゃん「うめぇ~……あのさ…」
姉ちゃん「なぁに?今度はなぁ~に?」と ニコニコ顔で聞いている。
御飯&味噌汁のお代わり自由が 余程気にいっちゃたんだろうな。
兄ちゃん「今日 家に帰るから」
姉ちゃん「あっ?何て?聞こえない!」
兄ちゃん「今日は家に帰る!」
姉ちゃん「駄目!駄目に決まってるでしょう!分かったね!!!」
兄ちゃん「はい!…ごめんなさい…」
おれとおんちゃんは 急いで大宴会場を出て部屋に飛び入り げらげらと大笑いした。
後からおんちゃんと話したけど 姉ちゃんは 余程あの兄ちゃんの事好きなんだな…と言う結論だった。
次の日 朝の大宴会場で…
またまた例の兄ちゃんと姉ちゃんが隣だ。
兄ちゃん「あのさ みんなが御飯だの味噌汁のお代わりしているけどさ 旅館潰れないかな?」
姉ちゃん「……知らない」
おれとおんちゃんの間に 仲居さんが来てこう言った。
「お料理は気に入って頂けたでしょうか?」
おれは「あぁ大満足だよ」と答えた。
隣のカップルにも 同じ事を尋ねてたら…
突然兄ちゃんが「ごめんね。お代わりばっかりして」と言う。
仲居さん「はっ???」
兄ちゃん「おれ御飯のお代わり 昨日から三杯もしてるんだ」
仲居さん「えっ???…あのぉ~」
兄ちゃん「いや お代わりばっかりしているから ここの旅館が潰れて…」
仲居さん「げらげら!何杯でもお代わりしても大丈夫ですよ。潰れませんから」
兄ちゃん&姉ちゃん「じゃぁ悪いけど お代わりお願いします」
姉ちゃん「いっぱい食っとけ」
兄ちゃん「うん!御飯うめぇ~なぁ~!」
姉ちゃん「いっぱい食って 体力付けて。昨日の晩と同じ事すんだからな」
おれとおんちゃんは ピンポンダッシュで部屋に戻ったよ。
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