生パスタだって作れるもん!

イタリア(ミラノ)留学中にステイ先のホストマザー(マンマ)に教えてもらった家庭料理など。。。

ジャガイモのニョッキ

2009-02-11 19:10:27 | Weblog
ジャガイモのニョッキ (Gnocchi di patate)


材料:3人分

ジャガイモ       3個
小麦粉(ファリーナ00) 見ためでジャガイモの半分(重量だと3分の1くらいか?)
塩           適宜 



ジャガイモは茹でてすりおろし冷ましておく。すりおろす、というより、押し崩すというのか・・・片側にたくさん穴の空いた器具に挟んで、押し出す。
トコロテンやパスタマシンの発想に近い、もっと単純な器具。


このマッシュポテト器、気になるかたは“lo schiacciapatate”で画像検索すると出てきますよ、金属製のものが多いようです。


この器具がなかったら、ワインのボトルを麺棒のようにして潰せばいいとのこと。
瓶を縦にして底で潰すのはダメ!! と言われました。

ポロポロ、パサパサっとした感じ。箸に引っ掛らない、まとまらないマッシュポテトとでも言えば分かるでしょうか?

茹でて粉砕したジャガイモに小麦粉(ファリーナ00 ≒ 薄力粉)を加えて混ぜていきます。



こねあがりが耳たぶより柔らかめになるくらい。使った粉の量は見た目でジャガイモの半分くらい?


ひも状に伸ばしていきます。


ナイフで切って。


タボレッタ・リガータという器具を使って、ひとつずつ、指でくるん! 


クルクル、コロコロ。
外側に溝がつき、内側は空洞になっています。薄いので、潰さないように。やさしく扱います。


くっつかないよう小麦粉をふって乾かす。


茹でるときは沸騰した湯に投入、岩塩2~3つまみ。
浮いてきて3~5分くらい茹でる。味が足りなかったら塩を足す。

茹で上がったら、ザルで湯を切り、皿に。



パルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)をタップリふりかけ(食べると糸をひくくらい)、ソースをかける。


この日のソースはトマトソース(スーゴ)でした。(材料:トマト、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、子牛挽き肉)

つるんとふんわりした食感、内側の空洞にソースが入ってジューシーなんですね♪♪

このニョッキはスーゴの代わりにセージとバター、パルミジャーノ・レッジャーノで食べてもいいそうです。


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タボレッタ リガータ

この器具、マンマは“タボレッタ リガータ (Tavoletta Rigata)” と呼んでいましたが、検索すると、
リガニョッキ(Rigagnocchi)とか、タボレッタ・リガニョッキ(Tavoletta rigagnocchi)とも呼ばれているようです。

使い方は、この溝が切ってある面に生地をのせて、
指2本で下から上に、クルクルっと。

動画で撮っておけばよかったんですけどね…。 Rigagnocchiで動画検索すると使い方動画がありそうです。