うれしそうに話しているなあ～

ほんまに好きなんやろうなあ～。

　　植物が？

　　お話しするのが？

　　　　　たぶん両方だと思う。



講義はもう２０年間、

　農大や専門学校や熟年大学などで行ってきたから、話すのは苦にならない。

　　むしろ、大好きなんだろうな～。



でも話すより、

　植物や環境や食糧について、様々な問題をクリアしていくような、

　　開発していくこと自体が大好きなんだろうなあ～。



『科学技術』って、

　　幼い頃から人類を幸せにしてくれるものだと信じて生きてきたから（笑）。




ボクの肩書きは社会立場上、園芸研究家っていっているけど、

　あくまでもＮＨＫさんがつけてくださったものであり、

　　職業ではないんだ。

園芸を研究しているだけでは、飯は食えないです（汗）。

　他にちゃんとお仕事をしているからこそ、

　　　番組のお手伝いもできるんです。

番組も学校以外の大きな講演も

　たまたま依頼してくださったからこそ、

　　させて頂いているだけで、

　　　営業して、できるものではないんだ。

それは奇跡。

　奇跡が続いているだけの現象。

　　応援してくださる皆様がいらっしゃるからこそ、

　　　続いているんだと思う。

だから毎日、感謝している。

　いっぱい感謝する。

　　ほんまに感謝する。

　　　そして真摯に努力する。


そうすることしかできないから・・・。


お花の品種改良を行っていても、
　
　あえてボクは育種家とは自分でいわない。

　　それは、誰だって育種できると思うから。


育種って、おしべの花粉をめしべにつけたらいいだけ。

　すべて『できちゃった育種』。

それでも、少しでも効率を高めるためにも

　学生時代は、真剣に、いや猛烈に　遺伝学や育種学など勉強した。

　　でも実際は、いつも『できちゃった育種』。

　できたあとで理由付けはできるけど・・・。

　　講釈はいくらでもつけられるけど・・・。

自然の摂理には逆らえないからね・・・。


テレビでは、

ちゃらいおじさん風に見えていてもいいんだ。

それは時代とともに変わっていったキャラクター。

皆様が創り上げてくださったキャラクター。





ボクはボクだから（笑）。